日本の高校のサッカー部員らが先月、集団で万引きをした事件で、被害に遭ったソウル・東大門のショッピングモールの商店主たちが、処罰を望まないという意思を警察に伝えていたことが分かった。商店主たちは、高校生らが韓国で重い処罰を受けた場合、東大門商圏の主な顧客である日本人観光客たちの客足が途絶える可能性があると懸念したという。 ソウル中部警察署が13日発表したところによると、被害に遭った9店舗のうち一部の店主たちは「日本の高校生たちに寛大な措置を講じてほしい」との意向を警察に伝えたという。店主たちはその理由として「高校生たちは未熟で、彼らが処罰を受けた場合、周辺の商圏に否定的な影響を与えかねない」と述べたという。 だが警察は、日本の高校生らに対する処罰は避けられないという意向だ。警察の関係者は「被疑者らの容疑(特殊窃盗)が明らかであり、商店主たちが寛大な措置を求めたとしても、処罰は避けられない