17歳少女にわいせつな行為をしたとして、神奈川県警少年捜査課と麻生署は17日、保護司で左官業の藤原康男容疑者(75)=横浜市神奈川区神之木町=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(買春)容疑で逮捕した。 逮捕容疑は昨年1月15日午後、横浜市都筑区のホテルで、当時17歳だった同市南区の無職少女に現金1万円を渡し、わいせつな行為をしたとしている。 少年捜査課によると、藤原容疑者は「ホテルに行って1万円をあげたのは間違いないが、カラオケをしただけ」と容疑を否認しているという。 藤原容疑者は01年に保護司を委嘱された。無職少女は、事件当時に指導していた少年が交際する少女の友人。少年の交際相手から相談を受けている中で、無職少女の電話番号を知り、連絡を取るようになったらしい。 保護司を監督する横浜保護観察所は毎日新聞の取材に、「事実関係を調査中だが、事実であれば誠に遺憾」と答えた。【一條優太】