先月選挙が行われたヨーロッパ議会の最初の本会議が16日に始まりました。EUに懐疑的な極右や右派政党が躍進する中、EUの今後と世界への影響について考えます。
先月選挙が行われたヨーロッパ議会の最初の本会議が16日に始まりました。EUに懐疑的な極右や右派政党が躍進する中、EUの今後と世界への影響について考えます。
シリア政府が化学兵器を使用したとして、アメリカのオバマ大統領は軍事攻撃の意図を表明しました。これによって中東は、新たな戦争の危機に直面しました。もちろんアメリカは、様々な理由を挙げて、シリアを攻撃しない方向にもっていくと思います。多くの専門家も、「ロシアの反応とイスラエルの安全を考えれば、軍事攻撃をするはずがない」と考えています。 戦争が起こるか否かに関わらず、シリアが置かれている地政学的な位置と、アメリカをはじめとする自由主義陣営の行動がいかに利己的であるかを理解する必要があるでしょう。後に説明するようにシリアは特異な場所に位置しているため、自由主義陣営は軍事介入を控えていました。そして、内戦の停止に向けて努力するのではなく、反政府勢力に武器を供給し続け、内戦の火に油を注いできた。そして今、米国は、アサド政権が化学兵器を使用したと決めつけ軍事介入しようとしています。 アラブの春がシリアに
混迷のシリアに向けて米国軍を含んだ西側諸国の軍事介入があるのか、すわっ戦争か、ということでシリア情勢が一気に話題になってきているかにも見えるが、現状では、れいによって米国オバマ大統領お得意の修辞という以上の意味合いを見つけるのも難しく、その意味で、化学兵器使用と想定される目立った事象があったものの、具体的なシリア情勢に大局的な変化はなく、現状はどのように評価していいか、アイロニカルな思いになる。 オバマ米大統領らしい修辞がさすがに目立つのは、即座に軍事行動を取るかに見えつつ、具体的な動向は、9日以降の米議会の承認を求めてから、としたことだ(あたかも変心のように演出されている)。 米国の軍事活動は大統領の権限なので彼自身が独自に判断できる。戦争権限法に従った場合でも、60日後に議会承認を得て、さらに予算の承認を得るというのが通常のプロセスである。なのになぜオバマ大統領が今回このような議会優先
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