今回は広告の話。とあるショートムービーが非難囂々だったことも記憶に新しいが、仮に、ポリティカリーにコレクトだったとしても、ネットのムービー広告には、失敗する仕組みが内蔵されているので、儲かりすぎて困るので損をしたいと悩んでいる企業におすすめである……という話をしたい。 「新しい広告媒体」について考えたとき、あの会社でもこの会社でも、以下のような会話が繰り広げられているに違いない。 A「テレビや雑誌広告以外の広告媒体も開発していかないとねー」 B「そうですね、開発は大事ですよね、わたしも昔はいじられてもくすぐったいとしか思わなかったのですが、開発されるうち、第二の悦び……といいますか、大変頼もしい存在になりました」 A「歳をとってくるとね、第三第四もね、開発されていくよ。それがどこかは人によるね。楽しみにしておきたまえ……それはそうと、新しい媒体といったらネットだよね」 B「そうですね。ツイ
これは、過去10年間5万枚以上売れたアルバムの数と、そのうちに占めるカバーアルバムの割合を示しています。まず、アルバム数を見ると、05年には1年間に300作近くあったのが、14年には110作と、6割以上も落ちこんでいます。アルバム市場全体では、10年間で4割前後の落ち込みですが、5万枚以上のヒットは、それ以上に減っているということです。ちなみに、シングルの方は、1割弱しか減っていません。これは、イベント参加券付きCDや、ジャケット違いや微妙な収録内容の違いで1つの作品をコアなファンに何枚も買わせるというアイデアが“発明”されたことで、かさ上げされており、これを除けば、やはりシングルのヒットも大きく減少しています。 ヒット作がこれだけ減少した要因としては、音楽の聞き方や音楽を知る機会となる接触メディアが世代間で分散していることが挙げられます。ダウンロードやサブスクリプションといった音楽配信や
はてな界隈でのみ話題になっている話はなるべく扱わないというのがこのブログの方針である。はてなユーザー以外の人にも読んでもらいたいからで、はてな界隈で話題になっている話を扱いたい場合は、より一般論として読めるようにテーマを変えて書くようにしている。 ただ先日、ピンク色のプロダクトが多く見当たるという一般的な事象について記事を書いたときに、あくまでもその一部として「ダサピンク現象」について言及しただけで、もう書かない方がいいなどというご意見を頂戴した。つまり、もっと書いてほしいと思っているのに、それが素直に言えないのである。 今回は、そんな愛くるしい方々の熱いリクエストにお答えし、心をこめて「ダサピンク現象」についての考察をしていきたい。 「ダサピンク現象」の定義とその具体的な事例 はてな界隈で話題になっている「ダサピンク現象」は、どのように定義されているかをまとめておこう。 「ダサピンク現象
ここ数日、とあるレアな商品(←内緒だよ)を求めて、都内のショッピングセンターをいくつか巡回していたのだが、目当てのブツは、しかしと言うべきか、やはりと言うべきなのか、見つからなかった。 代わりに、違うものを見つけた。いつもそうだ。私は探しているのとは別のモノを見つける。気がつくと、意図した目的地とは違う場所にたどり着いている。そして、夢に見ていたのとは微妙にズレた感じの人と出会い、予定の人生とは異なった、よりぬかるんだ道を歩むことになるのだ。BGMはロング・アンド・ワインディング・ロード。あるいは、ステアウェイ・トゥー・ヘブン。断じてマイ・ウェイではない。 私が店頭で発見したのは、「ホワイトデーの終焉」だった。ほかにも気づいた人がいるかもしれない。自分の目で売り場を見て回った人は感知したはずだ。それほど、今年のホワイトデー商戦は、ショボかった。 なにより、特設売り場の規模が小さい。例年、エ
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