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経済と交通に関するnijuusannmiriのブックマーク (3)

  • 倭寇が東アジア経済圏を築いた:日経ビジネスオンライン

    今回は、中世日で武家社会が成立する中で海がどのような役割を果たしたのか考えたい。 古代日は玄界灘を通じて大陸とつながっており、瀬戸内海を通る海上交通路が国家の形成においても国内を統治する上でも重要であった(前回コラム「シーパワーを欠いたにも関わらず幸運だった古代日」参照)。もちろん、蝦夷(えみし:アイヌを意味する場合は「えぞ」と読むことが多い)と呼ばれた現在の東北地方を制圧する過程の中で、日海沿岸に勢力を築いた阿倍氏などは環日海経済圏に組み込まれていたと考えられる。だが、その実態の解明には史料に基づいた研究がさらに必要である。 日が中世を迎えるに当たっても、瀬戸内海の制海権の行方が権力闘争を大きく左右した。平清盛は父の忠盛から継承した瀬戸内海沿岸の勢力を背景に、既存の国家組織の中で官職を独占することによって専制的な平氏政権を打ち立てた。清盛は航路や港湾を整備して宋(南宋)との貿

    倭寇が東アジア経済圏を築いた:日経ビジネスオンライン
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2013/05/30
    面白い。前回の記事の俺のブコメ( http://b.hatena.ne.jp/entry/business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130515/248139/ )の影響でもないだろうけど、結果的にそれをフォローする内容になってて、嬉しい。
  • シーパワーを欠いたにも関わらず幸運だった古代日本:日経ビジネスオンライン

    今回は、古代日の形成において、海がどのような役割を果たしてきたかを見る。 海の国際政治学の先駆者である故曽村保信・東京理科大学教授は、『海の政治学』を1980年代に著した。その中で、日は黒潮の流れによって作られたと書き始めている。フィリピン東岸から日列島の太平洋側に沿って流れ、房総半島沖を東に抜ける黒潮は世界最大規模の海流である。この流れに乗って北上することは比較的容易だが、これに逆らって進むことは原始的な帆船の時代には難しかった。 これまでの考古学の研究によれば、日人の祖先は、日列島がまだ大陸と地続きだった更新世に移り住んだ原住民に加えて、縄文時代に黒潮に乗ってやってきた南方系の渡来人、および弥生時代に朝鮮半島を経由してたどり着いた大陸系の渡来人などを中心に形成された。曽村氏は、日民族の形成過程の特徴として、渡来人たちが通商の動機を持たずに日列島に定住するようになったことを

    シーパワーを欠いたにも関わらず幸運だった古代日本:日経ビジネスオンライン
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2013/05/17
    前回の記事にも思ったが、現代の国家概念を古代や中世に当て嵌めてもなー、と思う。水軍と海賊の違いは視点の違いでしかないし、私貿易も「国家」間のそれも同様。あと北方ルートの通商は視野に入れてなさげ。
  • 果たして日本は海洋国家なのか?:日経ビジネスオンライン

    この連載のタイトルは「海の国際政治学」。国際政治の中で海が果たす役割に注目するとともに、海から国際政治質を理解することを目指している。 四方を海に囲まれた日は、直面する国際政治・安全保障上の課題の多くが海に関連している。尖閣諸島の領有権をめぐる日中対立が深刻さを増しているのはその典型だ。中国の海洋進出は東シナ海だけでなく、日にとって死活的な海上交通路である南シナ海でも紛争を引き起こしている。 海で起こっている問題は、島の領有権や、漁業権、海底資源をめぐる角逐だけではない。北朝鮮が核・ミサイルによる恫喝を繰り返している。大量破壊兵器関連物質も主に海を通じての拡散している。北朝鮮と同様に核開発をめぐって国際社会と対立するイランは、ホルムズ海峡の封鎖をほのめかしている。ソマリア沖海賊は活動範囲を大幅に広げ、今やホルムズ海峡に迫っている。他にも海上テロ、密輸、人身売買などの組織犯罪が海洋秩

    果たして日本は海洋国家なのか?:日経ビジネスオンライン
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2013/05/17
    歴史の理解は意見が異なりそうだが、面白そうな連載。
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