タカタ製エアバックに関する不具合問題ですが、私は2009~10年に起きた「トヨタの大量リコール問題」あるいは、2012年前後に発生した「GSユアサのB787バッテリー問題」などとは、トラブルの質が異なるように思います。 とりあえず現状を受けての感想を箇条書きにしておきます。 1)一部には「日系企業だから批判される」という見方があるようですが、私はこれには否定的な立場です。エアバックに関しては、タカタが第1人者であること、またリコール対象車種が、日系メーカーだけでなく、GMやフォード、クライスラーなどデトロイト勢、あるいは欧州車など多岐にわたっているからです。 2)ただ、各自動車メーカーとしては「自分たちはエアバックのことは詳しくは分からない」として、まるでユニットを「ブラックボックス」のように扱い、結果的にタカタに全ての責任を押し付けているという面は明らかです。 3)この問題ですが、全体的
高度な技術とその小ささから“微小”を意味する名がついた「Nano(ナノ)」は、可愛らしい形をした最新の4ドア小型車だ。 排気量は623cc、燃費は1ガロン当たり50マイル(約21キロメートル/リットル)で、最大5人乗り。インド国内の排出ガス基準に適合しており、まもなく欧州基準にも対応する。最も近い競合車であるスズキの「Maruti 800(マルチ800)」と比べて車長は8%短いが、室内長では21%上回る。 税抜き価格2500ドル(付加価値税込みだと約300ドル増し)は世界最安値だ。西ベンガル州シングールに建設中のタタ・モーターズ(TTM)の工場で組み立てられ、この秋からインドの穴ぼこだらけの道路を走ることになる。 「日本が30年かかったことを、タタは4年で成し遂げた」 「国民車」を謳うナノは、タタ・グループ総帥のラタン・タタ会長の長年の夢であり、世界の自動車産業を大きく変える存在だ。「ナノ
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