幻と言われた横溝正史の小説「雪割草」の草稿=東京都千代田区の二松学舎大で2017年12月21日、内藤麻里子撮影 「犬神家の一族」など名探偵・金田一耕助シリーズで知られる作家、横溝正史(1902~81年)の幻といわれていた長編小説「雪割草」が見つかったと21日、二松学舎大(東京都千代田区)が発表した。探偵小説が規制された太平洋戦争中に書いた、横溝唯一のメロドラマの家庭小説だ。 「雪割草」は横溝関係資料のある世田谷文学館(東京都世田谷区)の目録(2004年)に草稿の一部が載っており、存在は知られていたが、全容は分からなかった。07年、二松学舎大が同作の草稿11枚を含む資料を横溝家から購入。調査の結果、1941年に200回「新潟毎日新聞」(連載中に「新潟日日新聞」。現「新潟日報」)…
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