本ホームページの内容を無断で複写・掲載することは、著作権の侵害となります。 Copyright 2004 Imperial Household Agency. All rights reserved.
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2003年、ファーストアルバム『Another Mind』で彗星(すいせい)のごとく全米デビュー。そのエネルギッシュで、楽しくて仕方ない!という上原ひろみさんのプレースタイルは、世界中のオーディエンスの心を揺さぶり続ける。多くのミュージシャンとの共演で経験したこと、ソロだから表現できることとは?(文・中津海麻子 写真・山田秀隆) ◇ (前編から続く) ――アメリカでの鮮烈なデビューは日本でも大きな話題となりました。 「テレビ見たよ」と親戚から言われたりはしましたが、そのぐらいで、自分が話題になっているとはほとんど感じませんでしたね。生活が激変するということもなかったし。ただ、メディアに取り上げていただくことが増えると、ライブが1本、また1本と決まっていく。それは大きな変化でした。日本だけでなく、世界のあちこちで。1年目より2年目、2年目よりは3年目と増えていった。それは実感としてありました
小柄な彼女がステージ上のピアノに触れた瞬間、息を吹き込まれた音があふれ出し、情熱的な演奏に見る者、聴く者は一気に引き込まれる――。世界を舞台に活躍するジャズピアニストの上原ひろみさん。幼き日に出会って魅せられたジャズの音色、世界的プレーヤーとの突然のセッション、「そのとき」を待って旅立ったアメリカでの日々を語る。(文・中津海麻子 写真・山田秀隆) 8歳でジャズと出会った ――ピアノを始めたきっかけは? 6歳のとき、母がピアノ教室に連れて行ってくれました。自分からやりたいと言ったわけではなく、習い事の一つとしてやらせてみようと母が考えたんだと思います。通い始めたときのことは記憶にないのですが、最初の発表会で「人前で演奏するのって楽しい」と感じたことは、鮮明に覚えています。緊張より楽しさの方が大きかったですね。 地元のピアノの先生と、ヤマハの音楽教室と、二つ通っていました。ピアノの先生がいろん
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