パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)で、パレスチナの国連加盟申請に賛同してデモをする人びと(2011年9月21日撮影)。(c)AFP/ABBAS MOMANI 【9月22日 AFP】国連(UN)総会で21日、争点となっているパレスチナの国連加盟申請について、米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は演説の中で、和平の「近道」になることはないと警告し、イスラエルとの直接交渉しか中東和平をもたらすものはないとの主張を鮮明にした。 オバマ大統領は演説で「何十年も続いている紛争を終結させるための近道などないと確信している。国連における声明や決議によって、和平がもたらされることはないだろう。それほど簡単なことであれば、今ごろ達成されているはずだ」と述べた。そして、イスラエルとパレスチナの両者が交渉の席に着き、「両者を隔てている問題、境界線や治