10年以上前からイタリア南部のナポリおよび周辺部では、路上に多量の家庭ごみなどが放置され問題となっている。ナポリ周辺では以前から、ごみ処分場に関する問題が度重なっているが、最近になり更に増量、放置ごみは問題発生以来、最高の1万トン以上にのぼったという。 2年前にジョルジョ・ナポリターニ大統領は、巨額のお金をつぎ込み、一時的に処理したのだが、この問題は根深く、地元マフィア「カモラ」の介入によりさらに悪化しているという。 9 Photos Of The Garbage Crisis In Italy ごみビジネスの利権に目をつけたマフィアグループは、隅々まで組織網を張り巡らせているので問題の解決は一筋縄ではいかないそうだ。 ナポリおよびカンパニア州のごみ回収作業会社やごみ処理施設でマフィアが関与していないものはない。中には直接、マフィア組織が運営しているものもあるという。 元来、マフィアは麻薬
■オーガニックブームの裏で、弊害が多発中! だ。大分県在住の山下美香さん(仮名・34歳)の両親もそうだ。彼女のもとには、「安全な野菜を孫に」と願う両親から無農薬野菜が送られてくる。しかし今年の夏、健康なはずの山下さん一家をある悲劇が襲った。 「小学校から『山下君のお母さまへ』といった手紙が届いたんです。開封してみてびっくり。長男(8歳)がギョウ虫検査にひっかかってしまったんです……」 ギョウ虫症は、肛門周囲の激しいかゆみや湿疹を引き起こす。しかし、なぜいきなり? どうやら意外なものが“犯人”のようだ。 「医師に私たちの生活スタイルを告げると、無農薬野菜が原因でしょうといわれました。野菜と一緒に殺虫されない回虫の卵も食べてしまうことでギョウ虫検査にひっかかる人が近年増えているようです。子供の健康のために食べさせていたのでショックです」 夫妻と長男以外の子供2人の検査もする羽目になり、かか
米ニューヨークで大量発生し問題となっているトコジラミ(ナンキンムシ、bedbug)が、ついに国連(UN)本部にも侵入したことが27日、明らかになったそうだ。 国連報道官によると、トコジラミは前週に上層階の床で、22日には図書室で発見されたという。被害に遭った職員はまだいないと強調している。(以下トコジラミの画像がたくさんでてくるので観覧注意で) 米NYで大発生のナンキンムシ、ついに国連本部も襲撃 国際ニュース : AFPBB News ニューヨークではここ数か月、大量発生したトコジラミの被害が拡大しており、観光客に人気の有名ホテルや百貨店、果てはエンパイア・ステート・ビルでも見つかっている。こうした中、マイケル・ブルームバーグ市長は今週、市のイメージ低下に懸念を表明したばかりだったそうだ。 この画像を大きなサイズで見る トコジラミの被害は昨年アメリカで大量発生し、携帯電話、パソコンのキーボ
クマムシは、緩歩動物門に属する強靭な生命力を持ったクールな生き物。この地球上で最もタフな生物と言われており、2008年には宇宙旅行から無事生還したことでも知られているね。 その種類はおよそ1000種以上。体長は50マイクロメートルから1.7ミリメートル程度。海洋・陸水・陸上のほとんどありとあらゆる環境に生息し、水がなくても120年は生き、宇宙空間に直接さらされても10日間生存することが可能。150度の高温、マイナス200度の低温、真空、高圧、乾燥などの、極限の環境状態にも対応できる、地球滅亡後の生存確率ナンバーワン、「クマムシ」のかっこいい拡大画像が公開されていたので見てみることにしよう。
◆見学コース(現在休止しております。) ◆料理のメニュー ◆地 図 等掲載 営業時間 9:00~17:00 駐車場は15台駐車できます。
■乾燥・高温・高圧に耐える能力 カラカラに乾燥しても生き延び、高温や超高圧の極限環境に耐える不思議な生物がいる。微小動物「クマムシ」だ。日本の研究チームがゲノム(全遺伝情報)を解読し、驚異的な能力の謎の解明に乗り出した。“史上最強”の生物から、地球外生命の手掛かりも得られるかもしれない。(長内洋介) [フォト]未知の遺伝子が関与? 乾燥に耐えるクマムシ 東大大学院の国枝武和助教(極限生物学)の研究室。顕微鏡をのぞくと、半透明の体に短い脚で、もぞもぞと歩くクマムシが見えた。その様子がクマに似ていることが名前の由来だ。 体長は1ミリ足らずで、脚は8本。ムシといっても昆虫ではなく、ゆっくり歩くことを意味する「緩歩動物」という独立のグループに分類される。陸や海などに約1千種が生息し、身近な場所では道端のコケの中に潜んでいることが多い。 生物に水は不可欠だが、クマムシは乾燥しても平気だ。水
米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)近くで巣を作るコガネグモ(2009年8月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/Karen BLEIER 【4月21日 AFP】良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースは、男性は生涯で最大2回までセックスをしてもよい。こんなことが良いニュースなら、悪いニュースとは?――セックスに10秒以上かかってしまったら、相手に食べられてしまう。 これは、コガネグモの雄が実際に直面している問題だ。欧州では丸いクモの巣とともによく見かけるコガネグモだが、実は性的共食いの習性がある。 コガネグモの雄は触肢という生殖器官を1組だけ持つが、1回の生殖行為に触肢1本が必要であるため、最大2回しか交尾をできないことになる。コガネグモの雌は、交尾が10秒以上かかると、自分
この画像を大きなサイズで見る 産経ニュースの伝えたところによると、グロ昆虫の代表格、ゴキブリが主役の企画展が、兵庫県伊丹市昆陽池の市昆虫館で開かれているそうなんだ。 世界各地に生息する約20種の生きたゴキブリと約70種の標本、化石を紹介。“害虫”の汚名返上にひと役買っている。 体長7センチ!度胸試し? 90種を一堂に「ゴキブリ展」 ゴキブリの収集は、殺虫剤メーカーや神戸大農学部などが協力。 体長5センチの国内最大のヤエヤママダラゴキブリ(沖縄・石垣島) やペットにもなる体長7センチのマダガスカルオオゴキブリ(マダガスカル島)などを飼育ケースで展示している。 ヤエヤママダラゴキブリ この画像を大きなサイズで見る マダガスカルオオゴキブリ この画像を大きなサイズで見る 約30グラムと世界一重いヨロイモグラゴキブリ(オーストラリア)やダンゴムシのように丸くなるヒメマルゴキブリ(沖縄)などは標本で
前の記事 中国企業、『iPad』を著作権違反で訴える? 宇宙は「量子流体」――村山斉氏が語る、超伝導体としての宇宙 次の記事 ミツバチは「人間の顔」を認識できる 2010年2月 2日 Natania Barron Photo credit: U.S. Dept. of Agriculture via Discovery Journal of Experimental Biologyに掲載された論文によると、ミツバチは人間の顔をどうやって見分けるかを学べるようだ。 以下、Discovery Newsの記事から引用しよう。オーストラリアMonash大学のArian Dyer博士や、フランスのトゥールーズ大学のMartin Giurfa博士などによる研究だ。 研究者たちは、「普通の」人間の顔のように見えるようにアレンジされた画像の前に、糖分の溶液を置いた。この画像は、目として2つの点、鼻として垂
ウデムシ・サソリモドキと続いて、オオトリを飾ってもらうのは世界三大奇虫の中でも特に大型な「ヒヨケムシ(キャメルスパイダー)」の登場だ。 一時期イラクの兵隊さんたちが、巨大なヒヨケムシを持った画像がネットをとびまわり脚光を浴びたわけなんだけども、ヒヨケムシは熱帯の乾燥気候に生息するクモの仲間。クモの仲間なんだけど足は10本あるという。 体長は小さなものから大型のものまで様々。非常に攻撃的な性格で、基本的には昆虫類を食用とするが、トカゲ、ヘビ、鳥、げっ歯類などを襲うこともある。現在約1100種類確認されているそうなんだ。 チャームポイントはアゴ 一番のチャームポイントは、体長の3分の1程を占める大きなアゴ(鋏角)。この強力な鋏角は上下に動く爪を備えた鋏になっていて、これで獲物を捕らえるという。 獲物を捕らえると、肉を溶かす酵素を分泌してその肉を食べるという。毒腺はないと言われているが、人間が咬
クマムシのゲノム解読=固有遺伝子多数、乾燥耐性解明へ−東大など クマムシのゲノム解読=固有遺伝子多数、乾燥耐性解明へ−東大など 乾燥や高温、強い放射線などの極限環境に耐えられる微小な動物「クマムシ」の全遺伝情報(ゲノム)を、東京大と慶応大、国立遺伝学研究所、情報学研究所の研究チームが世界で初めて解読した。乾燥して生命活動が停止した「乾眠」状態が数年以上続いても、水分さえあれば復活するメカニズムの解明が期待される。研究成果は、横浜市で開催中の日本分子生物学会で10日発表される。 国枝武和東大助教によると、乾燥耐性を担う遺伝子を突き止め、その働きを化合物で代替すれば、細胞を薬物処理して乾燥保存できる可能性がある。身体の多様な細胞に変わるヒトの万能細胞「人工多能性幹(iPS)細胞」などを再生医療に応用する際、長期凍結保存するコストがネックとなるが、乾燥保存技術を開発できれば、実用化が進むという
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この画像を大きなサイズで見る 「ヒドラ」は、ギリシア神話のヒュドラからその名がついた、強力な再生能力を持つ刺胞動物。細長い体に長い触手を持ち、浅い池の水草の上などに生息している。体長は約1センチメートルほど。 6から8本ほどの触手には、刺胞という毒針が仕込んであり、ミジンコなどのエサとなる生物が近づくと、触手から毒針を発射。全身を麻痺させ動けなくなったところを、大きな口で丸呑みするという。
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