社会 南風原で土砂崩れ 大雨、生活を直撃2005年6月16日 雨が降り続く中、重機で土砂崩れ現場の復旧作業を行う業者=16日午前10時すぎ、県道240号南風原―与那原線 梅雨前線の影響で、15日午後から16日未明にかけて、本島地方は中南部を中心に各地で150ミリ前後の大雨が観測された。時折雷を伴う大雨は14日から続いている。県防災危機管理課のまとめでは、16日午前8時30分現在、沖縄市安慶田での避難勧告で7世帯12人が避難、宜野湾市とうるま市で合わせて10人が自主避難した。県内では床上浸水12件、床下浸水7件、南風原町などで土砂崩れ4件が発生。南風原町の土砂崩れ現場は16日午前も県道が完全にふさがれたままで、通勤時に大渋滞した。本島中南部に15日夜出された大雨・洪水警報は解除されたが、沖縄気象台は16日夜も大雨の恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。 ◆「対策早急に」 安慶田住民ら