太陽熱発電(たいようねつはつでん)とは、太陽光を太陽炉で集光して、汽力発電やスターリングエンジンの熱源として利用する発電方法である。様々な発電方式が存在するものの、いずれも太陽のエネルギーを熱として利用しており、光電効果を利用している太陽光発電とは原理が全く異なる。 太陽熱発電は、太陽の寿命までエネルギー源枯渇の心配が無く、さらに太陽光発電よりも導入費用が安い。その上、太陽熱発電の場合は、蓄熱すれば24時間の発電が可能であるなど、エネルギー密度の低い太陽光のエネルギーを利用するにもかかわらず、施設の大規模化などによって欠点をある程度克服することが可能である。また、燃料を用いないため、燃料を外部から輸送してくるのに都合の良い場所に立地させる必要がなく、燃料費もかからない上に、燃料費高騰の影響を受けず、発電時に燃料の燃焼に伴う二酸化炭素や窒素酸化物も排出しない。 ただし、太陽熱発電所の中には出
イランのプレスTV(Press TV)が、同国の観測衛星 「ナヴィード(Navid)」の打ち上げシーンとして放送した映像(2012年2月3日撮影)。(c)AFP/PRESS TV 【2月6日 AFP】イランは3日、国産観測衛星「ナヴィード(Navid)」を打ち上げ、地球周回軌道への投入に成功した。国営イラン通信(IRNA)が報じた。 この人工衛星は重量50キロで、地表から250~370キロ上空の軌道を90分で1周する。およそ18か月にわたって軌道上にとどまり、撮影した画像データをイラン国内数か所にある地上局に送ることになっている。この衛星の計画は2年前に発表され、打ち上げが待たれていた。 イランが国産の人工衛星を地球周回軌道に投入したのは2009年2月、2011年7月に次いで3度目。これまでの2つの衛星は2~3か月間軌道上にとどまった。イランは今後数年間に7基の人工衛星を打ち上げ、2020
中国の広東(Guangdong)省広州(Guangzhou)市で、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相と共に工場を見学する温家宝(Wen Jiabao)首相(2012年2月2日撮影)。(c)AFP/Lintao ZHANG 【2月4日 AFP】中国の温家宝(Wen Jiabao)首相は3日、中国南部・広東(Guangdong)省広州(Guangzhou)市で開かれた中独ビジネスフォーラムで、中国は「欧州を買う」能力も意図もないと発言した。 温首相は、中国は「昨今の危機に立ち向かうため、欧州と協力する用意がある」と述べる一方、「中国には欧州を買い上げる意図があるとの解釈が一部であるが、これは事実と一致しない。中国にはそのような意図はなく、能力もない」と述べた。 フォーラムにはドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相が出席。エネルギー、化学、エンジニアリ
米カリフォルニア(California)州パサデナ(Pasadena)の職業安定所で職を探す男性ら(2012年2月3日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Kevork Djansezian 【2月4日 AFP】米労働省が3日発表した雇用統計によると、1月の失業率は8.3%と、昨年12月の8.5%から改善し、2009年2月以来、約3年ぶりの低水準となった。失業率低下は5か月連続。 景気動向を反映する非農業部門の就業者数は前月比24万3000人増加。アナリストの事前予想を大幅に上回った。 就業者数は、民間部門が25万7000人増。さらに、過去2年間、雇用者数の純増を抑えてきた政府部門での解雇が減少した。(c)AFP/Veronica Smith
2月6日、中国の温家宝首相は、中国は欧州との戦略的関係を考え、欧州の安定を支援する必要があるとの認識を示した。写真は訪中したメルケル独首相と広州を訪れた温首相。3日撮影(2012年 ロイター) [上海 6日 ロイター] 中国の温家宝首相は、中国は欧州との戦略的関係を考え、欧州の安定を支援する必要がある、との認識を示した。2月初めに広東省を訪れた際の発言を、6日付の中国証券報が伝えた。 温首相は「われわれは戦略的な必要性から欧州との関係を検討しなくてはならない。中国は自分たちの利益を守らなくてはならないが、一方で、欧州は中国にとって最大の輸出市場であり、欧州から技術を取り入れている。そのため、欧州の安定を支援することは、われわれのためにもなる」と語った。
ポスコの1~12月期決算 原材料高騰で増収減益 【ソウル聯合ニュース】韓国鉄鋼最大手のポスコは3日、2011年1~12月期決算を発表した。系列企業などを含めた連結ベースでの売上高は前年比44.0%増の68兆9390億ウォン(4兆6974億円)、営業利益は0.4%減の5兆4130億ウォン。ポスコ単独の売上高は39兆1720億ウォン、営業利益は4兆1960億ウォンだった。 連結ベースの売上高が大きく増えたのは、系列企業に入った大宇インターナショナルの業績が全額反映されたことが大きい。一昨年は一部だけ反映されていた。 営業利益が減少したのは、鉄鉱石と原料炭の価格が、それぞれ年平均47%、44%上昇したことが響いた。原材料の上昇分を製品価格に十分に転嫁できなかった。 ポスコは昨年、新・増設した設備の稼動と積極的なマーケティングで粗鋼生産量と販売量でそれぞれ過去最高を記録した。粗鋼生産量は3732万
韓・トルコ首脳 上半期中のFTA妥結を目指す 【イスタンブール聯合ニュース】トルコを国賓訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は5日、同国のエルドアン首相と会談し、上半期(1~6月)中に両国の自由貿易協定(FTA)の交渉妥結を目指すことで一致した。また両首脳は事実上、中断しているトルコ内の原子力発電所建設についての協力を再開することを確認した。 青瓦台(韓国大統領府)によると、李大統領はイスタンブール市内で開かれたエルドアン首相主催の昼食会に出席した後、同首相と会談した。会談ではFTAの締結が両国の経済交流拡大に必要不可欠だということを共有し、妥結目標を定めた。両国は2010年からFTA交渉を開始し、これまで3回の交渉を行っている。 青瓦台関係者によると、これまでの交渉で、商品部門では意見の隔たりがなかったが、サービスと投資部門では隔たりがあった。両首脳は、先に商品部門を交渉することで一致
韓国とトルコ 20億ドル火力発電所建設でMOUへ 【イスタンブール聯合ニュース】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領のトルコ国賓訪問を機に、両国間で20億ドル(約1530億円)相当の火力発電所建設が推進される。青瓦台(韓国大統領府)が5日(現地時間)、明らかにした。 韓国のSK E&Sと韓国南東発電は6日にトルコ国営電力会社(EUAS)と、アフシン・エルビスタン地域での火力発電所建設事業に関する了解覚書(MOU)を締結する。両国のエネルギー関連官庁トップも同席する予定。 アフシン・エルビスタン地域はトルコ中部アンカラの南東600キロメートルにある。両国は現在稼動が中断されているA地区の発電所4基に対する改修・補修と、B地区の発電所2基の新規建設を進める。また、この事業の結果を踏まえ、同地域内のC~F地区で90億ドル規模の鉱山開発・発電所建設事業も推進することにした。 アフシン・エルビスタン
【大津】ニデックマシンツール(滋賀県栗東市、二井谷春彦社長)は9日、遊星歯車機構などの内歯車を高精度に仕上げる量産用ポリッシュ(研磨)加工法を開発したと発表した。同加工法は外歯車向... マイクリップ登録する
日本経済が低成長にとどまっている。政府の経済見通しによると、実質国内総生産(GDP)成長率は2023年度が前年度比1・6%程度、24年度が同1・3%程度と予想する。内閣府が15日に... マイクリップ登録する
トヨタ自動車は3日、ダイハツ工業と日野自動車を含めたグループ全体の2012年の世界販売を前年比21%増の958万台とする計画を発表した。国内販売は低燃費の新型車投入やエコカー補助金の復活などを背景に30%
ジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)は3日、ホンダのハイブリッド車(HV)向けリチウムイオン電池を増産することを明らかにした。約100億円を投じて京都府の工場を増強し、今秋をめどに現在の3倍の年1500万セルを生産する。GSユアサは三菱自動車の電気自動車(EV)向けも増産を進めており、エコカー需要の拡大への対応を急ぐ。ホンダとの共同出資会社、ブルーエナジー(京都市)の長田野工場(京都
東邦ガスは家庭用燃料電池の販売台数が2011年度に約1170台と、当初計画の約2倍になるとの見通しを明らかにした。全国で電力供給が不安定になるなか、都市ガスを燃料に使い家庭で発電できる燃料電池への関心が高まったことが追い風となった。11年度の販売目標は10年度実績に比べ約2割増の600台だった。昨年の東日本大震災や中部電力
三菱自動車は欧州の自動車生産から撤退する方針を固めた。オランダにある自社工場で小型車などの生産を手掛けているが、2013年をメドに全面的に打ち切る。日本の自動車大手による欧州生産撤退は初めて。債務危機の影響で欧州新車需要の低迷が続き、長期的にも欧州生産の採算好転が見込めないと判断した。三菱自はタイに世界向け輸出拠点となる大型工場の建設を進めており、新車販売台数で先進国を逆転した新興国への事業シフ
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