第一生命保険は2012年5月14日、同社が独自に開発したタブレットPC「DL Pad」の導入を開始した。営業職員で約4万台、関連部門の従業員で約1万台の合計約5万台を導入し、顧客への営業活動を効率化する。その第一弾として、神奈川県・横浜と東京都・上野にある総合支社で、DL Padの利用を始めた。 DL Padは営業職員が携帯し、顧客と保険設計などを打ち合わせる際に使う(写真1)。端末刷新に合わせて稼働した新営業支援システム「新・生涯設計 eNav!t システム」のクライアントアプリケーションがプリインストールされている。 生活設計や医療保障を説明するコンテンツのほか、顧客の話を聞きながら一緒に保険プランを設計する機能がある。これらを活用することで、従来の紙ベースの営業スタイルを改める。 ボタン一つで画面が上下反転 DL Padは、同社が富士通などと共同で独自に開発したタブレット型のPCであ
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