OSS、クラウドと並ぶ新たな選択肢として注目を集めているのは、開発言語の自動変換ツールだ。ほとんどの場合、COBOLからJavaへの変換を指す。レガシーマイグレーションサービスを提供するジェイ・クリエイションの上山育視代表取締役は、「以前はオープン系COBOLを使う案件がJava化の案件の2~3倍を占めていた。現在は1対1」と話す。 カスタマイズでほぼ100% COBOLからJavaへの変換ニーズが高まっているのは、COBOL技術者が不足している、他のシステムと連携しやすいといった背景がある。もう一つの要因は、COBOLからJavaへの自動変換ツールの精度が向上していることだ。COBOLとJavaとは言語構造が大きく異なるので、これまでは変換の際に手作業が必要になる場合がほとんどだった。これではコスト削減効果は薄い。 しかし、ツールの変換精度は大きく向上している。日立公共システムエンジニア
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