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ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (7)

  • アメリカの「お役所仕事」のはなし - Thoughts and Notes from CA

    いわゆる「お役所仕事」のことを英語では「Red Tape」という。そういう言葉があるくらいだから、当然役所の手続きというのはアメリカでもご多分にもれず手強い。アメリカに移り住むにあたって、様々なお役所のお役人と格闘してきたが、「最強の相手は誰だったか?」と聞かれたら、迷わず税務署(IRS)と答える。またまた与太話だが、どのくらい手強かったかを紹介してみたい。 「一回しか言わないからよく聞けよ」 アメリカのお役所の待合室というのは人種の坩堝だ。白人、黒人、ヒスパニック系、アジア系と当に色々な人がいる。アメリカの全人口3億人に対して、外国人人口が4千万人ほどいるというのだから、それもうなずける。言語の壁がある人が少なくないのだから、お役所で何か案内する時にゆっくり、はっきり話してくれると有り難いのだが、残念ながらそんな容赦はない。その代わり、係の人がきて注意事項などを待合室で連絡する際は、必

    アメリカの「お役所仕事」のはなし - Thoughts and Notes from CA
  • 日本とインドのシステムインテグレータの決定的な違いと日本の行く末 - Thoughts and Notes from CA

    前回のエントリーで日とインドのシステムインテグレータは非常に似通っているという話をしたが、今回は決定的に違う点を1点指摘したい。既にぶくまのコメントでも頂いているが、その違いは使用言語、もっと俗っぽいいい方をすれば英語力だ。インドのシステムインテグレータの規模は10万人程度と紹介したが、10万人全てが例外なく英語を話し、全てのプロジェクト英語で進行する、これは日のシステムインテグレータとの大きな違いだ。 私のインド人の同僚曰く、インドにはヒンディー語と英語という2つの公用語があるが、ビジネスの世界では英語が公用語となっている。よって、TCSやWiproのような巨大システムインテグレータに勤める人の中には、英語ができないどころか、英語が苦手という人は一人もいなく、プロジェクト英語以外(ヒンディー語も含め)の言語で行われることもまずない。 この言語力から派生して、日とインドのシステム

    日本とインドのシステムインテグレータの決定的な違いと日本の行く末 - Thoughts and Notes from CA
    northlight
    northlight 2013/09/17
    日本とインド、"SIer"とひとくくりにしてもよいものなのだろうか。
  • 『不格好経営 チームDeNAの挑戦』 立案と実行の間の隔たりを埋める知恵 - Thoughts and Notes from CA

    「何でも3点にまとめようと頑張らない。物事が3つにまとまる必然性はない」、書『不格好経営』にはこんなコンサルタントあがりが思わずほくそ笑んでしまう言葉があふれている。 不格好経営―チームDeNAの挑戦 作者: 南場智子出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2013/06/11メディア: 単行この商品を含むブログ (48件) を見るコンサルタントして、A案にするべきです、と言うのは慣れているのに、Aにします、となると突然とんでもない勇気が必要になる。コンサルタントの「するべき」も判断だ。しかし、プレッシャーのなかでの経営者の意思決定は別次元だった。 『不恰好経営』 第7章 人と組織 P.202 筆者南場智子は言わずとしれたDeNAの創業者。創業前、マッキンゼーのトップコンサルタントであった筆者がDeNAを創業し、「コンサルタントの考える経営」と「経営者として取り組む経営」の溝に

    『不格好経営 チームDeNAの挑戦』 立案と実行の間の隔たりを埋める知恵 - Thoughts and Notes from CA
  • IT部門に変革を促す提案とかを求める前に考えるべきこと - Thoughts and Notes from CA

    id:gothedistanceさんのブログをみて、”経企部門が吐露する「システム部門への不満」”という記事を読んで見た。コンサルタントの書いた提灯記事っぽいのであまり突っ込みすぎるのもどうかと思うが、自分の仕事に遠くない内容が多いのでいくつかコメントしてみたい。 記事では経営層がシステム部門に対して何を期待しているかを聞くために、下記の通り経営企画部門に対してインタビューを実施している。 この問いを検証するために、経営層に一番近いポジションにある経営企画部門に対して匿名インタビューを実施し、システム部門に対する期待と不満をざっくばらんに話していただいた。 まず、経営企画部門に聞くというのが間違っている。 経営者が何を求めているかを確認するのなら、経営者のところに行かなければならない。経営企画部門というのも経営者の下の一組織に過ぎなく、IT部門に上位にあるわけではない。結果として、この記

    IT部門に変革を促す提案とかを求める前に考えるべきこと - Thoughts and Notes from CA
  • 撤退が上手(?)なアメリカ人の気質 - Thoughts and Notes from CA

    大分前になるが、@mhattaさんからTwitterで下記のような問いかけを頂いた。 アメリカの会社はやはり事後ストップのほうが多いですか。個人的には違いがあるということ自体に興味があります。 http://twitter.com/mhatta/status/24247217940 発端は、@mhattaさんの「日企業は、事前に物事をとめる仕組みがしこたまある割には、一旦はしり始めると、それをとめる仕組みがないか、機能していない」というつぶやきに対して、「事後にストップしまくるアメリカ企業もどうかと思う」と私が突っ込んだこと。 私の会社は数あるアメリカ企業の中でも最高クラスに物事が途中でとまる(多分)。先日も、とあるシステム導入プロジェクトのユーザの受入検収テストの最中に突如プロジェクトが中止となったし、導入後1年待たずにリプレースのプロジェクトが走り始めることはざらだ。会社として未熟な

    撤退が上手(?)なアメリカ人の気質 - Thoughts and Notes from CA
  • オープンソースの積極採用を上層部に提案する上での考慮事項 - Thoughts and Notes from CA

    景気後退に伴い、真っ先に削減の候補にのぼるのがIT予算。積極投資によって、自社のITシステムのさらなる充実をはかるのが難しい中、オープンソースの採用、利用拡大を検討している企業は多いと思う。"How to Talk to Your CIO/CTO About Using Linux"というエントリーでは、専門家の意見を集め、オープンソースをもっと活用しようと上層部に提案する際のヒントやコツが紹介されており、なかなか面白い。エントリーではそのいくつかを紹介してみたい。 「いかに安いか」ではなく、自社のシステムを「いかに良くするか」に焦点をあてる オープンソースの採用が検討される時、コストは確かに重要な要素だ。指標としては、一番わかりやすく、説得力もある。だが、コストのみに焦点をあて、長い目でみてオープンソースの採用が自社システムにプラスの効果をもたらすかどうかという視点が抜け落ちていると、

    オープンソースの積極採用を上層部に提案する上での考慮事項 - Thoughts and Notes from CA
  • 物事を習慣化するための泥臭いステップ - Casual Thoughts

    を読んだり、ウェブを徘徊していると、目から鱗が落ちるようなアイデアやLife Hacks術に出会うことは非常に多い。一方で、出会いの機会は多い反面、そういったものが自分の中で習慣化し、血となり肉となるケースというのは我ながら驚くほどに少ない。「あれこれと色々なを読むのではなく、1つのでえたものをきちんと習慣化できてから、次に手を出しなさい」なんてアイデアに目から鱗が落ちても、また次のについつい手をだしてしまうのが、まぁ人情というものだろう。そういった人情に流されないためには「仕組み」が必要なわけだが、あれこれと試行錯誤しながら作ってきた仕組みが、最近ようやく形になってきたので、エントリーではそれを紹介したい。 アイデアを実現するためのもう一つのアイデアに徹底的にこだわる コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる 作者: 伊藤守出版社/メーカー: ディスカヴァ

    物事を習慣化するための泥臭いステップ - Casual Thoughts
    northlight
    northlight 2009/06/07
    習慣化
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