毎週水曜日に「プロダクトエピソード」やデザイン・アートの情報を、ジャパンデザインネットよりあなたのメールBOXにお届けいたします 少ない要素だからこそ、さらに際立つ繊細なデザイン ヤコブセンやウェグナー程の知名度はないかもしれないが、デンマークを代表するデザイナーの一人で、外観と細部の美しさから日本にも多くのファンを持つポール・ケアホルム(POUL KJAERHOLM,1929-80)。 家具職人として修行、デンマーク美術工芸スクールで学び、52年にフリッツ・ハンセン社に入社。53年に退社し、以降は家具メーカーのE.コルド・クリステンセン社にて自作を発表。フリッツ・ハンセン社からは、後にリプロダクトされるようになりました。 55年からコペンハーゲン王立美術アカデミーにて教え、60年のミラノトリエンナーレではデンマークパビリオンのデザインで大反響を得ました。73年にデンマーク・デザ