ヒトゲノム計画をリードした著名生物学者は有神論者 2007年9月11日 サイエンス・テクノロジーカルチャー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 2007年09月11日 Francis Collins博士の、科学者としての信用は揺るぎのないものだ。 政府の公的プロジェクトであるヒトゲノム計画を率いて民間企業と競争(写真は、当時の対立を示す『Time』誌の表紙。右がCollins博士。左はCelera Genomics社のCraig Venter氏)。米国立ヒトゲノム研究所(NHGRI)の所長として、数々の病気の原因となる遺伝子の特定に寄与している人物で、偉大な遺伝学者として歴史に名を残すのは間違いない。 そのCollins博士が神を信じてもいるというのは、宗教的信仰と科学とが相反するものではないことの証明になるだろう。 Collins博士はこの広範な主張を、そしてよ
世の中には、ドーキンスが「利己的遺伝子理論」を創始した偉大な生物学者だと思っている人も多いようだが、彼はハミルトンの血縁淘汰理論をわかりやすく解説したサイエンス・ライターにすぎない。大学でのポジションも、彼のファンがオクスフォード大学につくった「科学の普及」についての寄附講座の教授として得たものだ。 原著は、彼が宗教を批判したもので、国民の90%以上が神の存在を信じているアメリカでは大きな話題になり、発売から半年以上たった今も、Amazon.comでベストセラー30位に入っている。しかし、もともと宗教に興味のない日本人には、ニーチェから100年以上たって「神は存在しない」って力説されてもなぁ・・・という感じだろう。 本質的な問題は、神がそれほど無意味なものなら、なぜ宗教が世界に普遍的に存在するのか、ということだ。進化心理学で宗教や道徳の起源として重視されるのは、群淘汰によって形成された
http://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E3%81%AF%E5%A6%84%E6%83%B3%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E2%80%95%E5%AE%97%E6%95%99%E3%81%A8%E3%81%AE%E6%B1%BA%E5%88%A5-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B9/dp/4152088265 この本,3月の時点では翻訳情報しかなかったのですが,本当に発売されてくれました. Virtual Happy Birthday, Richard Dawkins博士! - なぜか数学者にはワイン好きが多い タイトルからして凄いですね. Amazon.co.jp: The
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