日記, 写真 | 22:05 | というわけで、一枚目の写真が今回訪れた場所の解説。ごく近所にあった(徒歩20分程度)にもかかわらず今まで知らずにおりました。年末年始の休みに近所をよく歩いたおり、この古民家を通りがかってその存在の知ったのでした。立川市でも僕のくらすあたりは江戸時代に形成された集落で、18世紀ごろに”砂川村”となりました。江戸幕府により当時痩せてろくに作物の育たなかった砂川村地域の新田開発がおこなわれ、このあたりに人を住まわせ、村となったのだそうです。廃藩置県のおりに砂川村は神奈川県に所属、のちに東京府に編入されます。昭和の大合併のおり、砂川町は立川市と合併して今に至ります。そうそう、それからわが町砂川は土地が痩せていたという話に関連しますが、砂川では良質の桑の産地としてかつて有名だったそうで*1、白庄土とよばれる桑は天皇家に献納したこともあるほどの桑だったそうです*2……