”独自開発”がウリの中国製RISC CPU「龍芯3号」がそろそろリリースされそうだ。龍芯3号はインテルやAMDのトレンドを追うように、4コアCPUとなった。65nmプロセスを採用(最新の話では32nmプロセスという話も)、トランジスタ数は4億2500万、クロックは1GHz。(龍芯の解説記事はこちら) これが今までの龍芯のように「創ったという結果を残して終了」ではなく、スパコン「曙光」のロードマップでは、曙光6000に8000超の龍芯3号を載せるとしているし、また上海のお隣、江蘇省政府は15万台の龍芯3号搭載PCを購入することを約束している。後者は額にして、2009年年末に5000万元(約6億8000万円)、今年と来年でそれぞれ1億5000万元(20億円強)を支払うのだそうだ。15万台を50億円弱で購入するのなら、平均して1台あたり3万円強となる。 中国の市場パワーを使って、今までよりも研