2010年01月12日 GCC の名前付きアドレス空間サポート Linux のソースコードでは、ユーザ空間とカーネル空間のポインタを区別するために、__user や __iomem などのマクロを変数に付けています。これは最終的には noderef や address_space(n) などの attribute に落ちて、sparse チェッカーというプログラムによってチェックされます。 参考: sparseチェッカー これと同じように、異なるアドレス空間を指すポインタ変数に、アドレス空間ごとに任意の名前を付け、静的チェックや自動的に適切なコードを生成してくれるようなしくみがコンパイラにあれば、メモリが複数領域に分かれているような環境でのプログラミング時に便利です。これが名前付きアドレス空間サポートです。 時系列は追いきれてないのですが、2008 年 4 月に RFC が GCC の M
2つのCPUのロードマップが相次いで変更されました。実は両方ともPS3の後継機種のCPUに影響を与える存在です。 「IBM、「CELLプロセッサ開発中止」のうわさにコメント」 Heise Onlineの記事で、IBMのディープコンピューティング担当副社長デビッド・トゥレック氏は、スーパーコンピュータやHPC(高性能コンピューティング)分野向けの次世代版CELL「PowerXCell 32i」を開発中止すると語っていた。このプロセッサは、2個のPPE(PowerPC Processor Element)と32個のSPE(Synergistic Processing Elements)を搭載する計画だった。 IBMは11月24日の声明文で、CELLプロセッサは、「コンピューティングの将来はマルチコアとハイブリッド技術の統合にある」という同社の信念の基盤を成すものだと述べている。「IBMはこのハ
SPEはSIMD演算に最適化されたプロセッサですが、スカラ演算もおこなえます。ただし、その際には注意が必要です。ここでは、SPEにおけるスカラ演算の効率性と、スカラデータをSPEで扱う場合の注意事項について解説します。 既存のアーキテクチャの多くでは、スカラデータ用とベクタデータ用にそれぞれ専用のレジスタが用意されています。しかし、SPEにはスカラデータ用の特別なレジスタは存在せず、ベクタデータを扱うレジスタと同じレジスタが使用されます。また、スカラデータ用のロード・ストア命令や演算命令はなく、スカラ演算はSIMD命令を用いて実現されます。 SPEでは、レジスタ全体ではなく特定の一部分だけに注目することによってスカラデータを扱います。このレジスタ内の決められた場所は、「プリファード・スカラ・エレメント」と呼ばれ、図 4.11のようにデータサイズごとに位置が決められています。 スカラデータの
Built to handle mission-critical workloads while maintaining security, reliability and control of your entire IT infrastructure With enterprise-class servers at the foundation of your IT infrastructure strategy, you can integrate with your infrastructure of choice, deploy and move workloads where you want across hybrid cloud — on-prem or in the cloud. Develop an approachable, low-risk path that in
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く