前回はPCから付属基板にキャラクタコードを送る実験をやりましたが,今回はその逆もやってみましょう. トラ技8月号の付属基板には,プログラム書き込みのために受信用インタフェース回路のがあらかじめ組み込まれていますが,dsPICからPCにデータを送信するための回路は組まれていません.ここでいう送受信のインタフェース回路というのは,レベル変換回路のことです.PICとPCでは扱っている信号レベル(電圧)が異なるので変換が必要になります. というわけで,レベル変換回路を組んでPCと付属基板の間で双方向通信ができるようにしてみましょう. ※実験は自己責任でお願いします.回路に間違いなどがあったらすぐにお知らせください. ■RS232Cレベルコンバータ回路 RS232C用のレベル変換ICが売られているのでこれを利用します.今回は秋月で売られているADM3202ANを使いました.必要な部品(コンデンサとI