2012年5月8日、米華字メディアの多維新聞は南シナ海問題で中国がフィリピンに最後通告を突きつけたと伝えた。 【その他の写真】 中国外交部の傅瑩(フー・ロン)副部長は7日、フィリピンのアレックス・チュア臨時代理大使と会見し、スカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有権問題について「フィリピン側は重大な過ちを犯しているにもかかわらず、これを認識しないばかりか事態をさらに悪化させるような態度をとり続けている」と非難。同海域のフィリピン船舶を退去させるとともに、中国漁船の操業や中国の公的船舶の航行を干渉しないよう求めた。傅副部長は「事態は楽観できない。フィリピン側の事態拡大に対する各種準備はすでにできている」と発言していることから、「中国が最後通告を出した」と伝えるメディアもある。 さらに中国共産党の機関紙・人民日報海外版は8日、「我々はフィリピンに対抗する十分な手段を持っている」と主張。「国家の核心
(CNN) 中国とフィリピンによる南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)の主権論争で、フィリピンの首都マニラにある中国大使館前で11日、中国の好戦的な言動に反発するデモが行われた。 抗議デモには多数のフィリピン人が参加、同国国旗や「中国の侵略を今止めろ」などと書かれたプラカードを掲げ、気勢を上げた。ただ、外交交渉を通じての問題解決も求めた。 今回のデモは、スカボロー礁問題で「小国」フィリピンの対応に忍耐を失いつつあるとする強硬論が中国内で出てきたことを受けて実施された。中国人民解放軍の機関紙「解放軍報」は最近、軍は黄岩島に対する中国の主権に挑戦することを誰にも許さないなどと主張。中国外務省報道官も、フィリピンは強気の言動を繰り返していると批判していた。 スカボロー礁付近では今年4月初旬、フィリピン海軍艦船が中国漁船の不法操業取り締まりを図り、これに反発する中国が漁業監視船を現場海域に派遣
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