記事一覧 大飯原発下の断層「再度評価を」 原子力安全委員長が見解 (2012年6月8日午前7時30分) 関西電力大飯原発(福井県おおい町)で敷地内を走る軟弱な断層(破砕帯)が動いて地表がずれる可能性があるとの専門家の分析について、原子力安全委員会の班目春樹委員長は7日の記者会見で「最新の知見が出たなら、原子力安全・保安院で評価をしっかりやり直すべきだ」との見解を示した。 安全委は、大飯3、4号機の再稼働の条件となる安全評価(ストレステスト)の1次評価を妥当とした3月23日付の文書で、常に最新の知見に基づき継続的に安全性の向上に努めるよう求めていた。保安院の森山善範原子力災害対策監は7日「破砕帯の活動性はないと判断しているが、情報収集を続けたい」とした。 大飯原発の破砕帯をめぐっては、東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)らが、近くにある活断層と連動して動く可能性があるとの分析結果をまとめて
記事一覧 礼拝所駐車の車出火、不審火か 福井、外国人排斥の張り紙も (2010年10月21日午前7時00分) エンジン部分などを焼いたワンボックスカーを調べる消防署員ら=20日午前1時55分、福井市文京3丁目 20日午前1時15分ごろ、福井市文京3丁目のイスラム教礼拝所「福井モスク」の駐車場に止めてあった大学院留学生(23)のワンボックスカーから出火、エンジンなどを焼き約10分後に消し止めた。福井署は不審火の可能性もあるとみて調べている。 留学生らによると、礼拝所1階の窓に、外国人を排斥する内容の言葉が書かれた紙が張られていたという。 この礼拝所は、イスラム教徒の福井大留学生らが昨年春から利用。現在はバングラデシュ人やマレーシア人ら30人余りが通い、1日5回の祈りをささげている。これまで特にトラブルはなかったという。 9月10日深夜には、「福井モスク」から直線で約1・5キロ離れた同市
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