男女が結婚相手に求める条件の食い違いによって結婚に至らず、婚活が繰り返されるという"婚活スパイラル"が起きているようだ。若年層のマーケティング調査機関「M1・F1総研」が21日に発表した、婚活を意識する女性の価値観・行動を考察した調査結果によって、婚活ブームの実態が浮き彫りになった。 同調査は2月、1都3県在住の未婚で20歳〜34歳という、女性631人と男性741人を対象に実施。まず、「婚活は現在必要だと思う」と回答した婚活を意識している女性は、その他の女性に比べて、自分を美しく見せるアイテムや美容関連、習い事など"自分磨き"に対して惜しみなく消費し、情報収集のためのメディアへの接触も多いことがわかった。その背景には、男性から結婚相手として求められている条件として、複数回答の結果、「料理ができる」(77.4%)、「家事ができる」(76.2%)、「容姿が良い」(54.8%)を上位に挙げて認識