「当社にとって生き残りの鍵はソリューション事業だ。システムインテグレータ(SIer)などとの協業を強化する」(日本テレコムの富村隆一副社長)。2006年3月期決算の説明会でこう宣言した日本テレコム。その具体策は「金融業、流通・製造業、サービス業など業種別に、業務アプリケーションをSIerやISV(独立系ソフトベンダー)と開発。パートナー企業経由または直販で顧客に提供する」というものだ(図)。 この戦略は、日本オラクルと開発し2006年2月に開始したサービス「ULTINA On Demand Platform KeyPlat」がベースになっている。日本テレコムがパートナー企業または自社の顧客に向けて、認証やセキュリティ、Webサーバーなどのシステムと通信インフラをセットで提供するもので、課金は回線単位ではなくシステムの利用に応じた従量課金としている。 SIerやISVにとってULTINAを利
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