4月9日、潘基文・国連事務総長は、朝鮮半島の緊張は制御不能となる恐れがあるとの考えを示した。写真は北朝鮮の金正恩第1書記。衛星制御指揮施設で2012年12月撮影(2013年 ロイター/KCNA)
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4月9日、潘基文・国連事務総長は、朝鮮半島の緊張は制御不能となる恐れがあるとの考えを示した。写真は北朝鮮の金正恩第1書記。衛星制御指揮施設で2012年12月撮影(2013年 ロイター/KCNA)
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回(「第二次朝鮮戦争はペイするか?」)にコメント、ツイッターあわせ、多くのご意見を頂きました。ありがとうございます。 東アジア圏全体「百年の計」を念頭に、地域の平和と反映を人材育成とイノベーションから考えたいわけですが、前回が仮に「上の句」であるとすれば、今回は「下の句」として「万が一にも北朝鮮が日本領に直接攻撃を加えることがあれば、それからほどなく金王朝は終焉し、北朝鮮は別の親中国政権に変わりうる」可能性を指摘したいと思います。 中国は今、紛争の拡大を望んでいない まず先週から今週にかけての事態の推移を整理しておきましょう。11月28日から始まった米韓合同軍事演習の期間中、北朝鮮は表立った武力の行使に出ませんでした。中国による「6カ国緊急
米国の内部告発サイト「ウィキリークス」が、米政府の機密文書25万点の公開に踏み切った。過去にも、米軍のアフガニスタン戦争やイラク戦争に関する情報を暴露して物議をかもしたが、今回はさらに流出規模が大きい。 機密情報の中には、北朝鮮関連のものも多数含まれているようだ。北朝鮮崩壊後の朝鮮半島統一国家のシナリオについて、米韓両政府で話し合ったとの文書も存在。「東京発」の情報も5700点ほど見られるという。 北朝鮮のミサイル輸出巡って米ロ議論 ウィキリークスは2010年11月28日から、米外交文書25万点の公開を始めた。1966年から2010年2月まで、世界各国の米国大使館、領事館274か所と米国務省との間でやり取りされた情報がウィキリークスのサイトに掲載され、閲覧可能な状態になっている。うち、およそ1万5000点は極秘文書の中でも、国家安全保障に重大な影響を与えうる「シークレット」扱いのものだとい
【ワシントン=望月洋嗣、村山祐介】機密情報の暴露で知られる民間告発サイト、ウィキリークスが28日、独自に入手した約25万件の米外交文書のうち一部を公開した。北朝鮮の内部崩壊を視野に、米国と韓国が南北統一後の対応を協議していたことや、米国務省が国連幹部らに対する「スパイ活動」を進めていたことなどが明らかになった。 公開されたのは、米国務省と世界各地の大使館が情報をやりとりした外交公電。ウィキリークスから事前に文書を入手したニューヨーク・タイムズ紙によると、約1万1千件は極秘文書。在日米大使館発の約5700件の公電も含まれている。 同紙によると、今年2月にソウルの米大使館が送った公電は、北朝鮮の崩壊に備えた米韓の協議内容を詳述。南北統一国家と米国が同盟関係になることに懸念を抱きかねない中国に対し、韓国政府が経済政策を打ち出して対応する考えを示したことを伝えている。 同月の別の文書によると
【ワシントン古本陽荘】内部告発文書をインターネット上で公開する民間ウェブサイト「ウィキリークス」は28日午後(日本時間29日午前)、「秘密」指定の公電約1万5000通を含む、米国の外交公電約25万通の公開を始めた。各国の米大使館から国務省に報告されたもので、他国首脳らとの生々しいやり取りも含まれている。外交上支障が出るのは必至で、ホワイトハウスのギブス大統領報道官は「盗まれた秘密の文書を公開することでウィキリークスは人命を危うくした。強く非難する」などとした声明を発表した。 事前に情報提供を受けた米ニューヨーク・タイムズ紙によると、公電には、北朝鮮が近年、開発した中距離弾道ミサイル「ムスダン」をイランが19基入手したとの情報が含まれていた。ムスダンは、旧ソ連の潜水艦搭載弾道ミサイルを改良したもので核搭載が可能。射程は3000キロ以上といわれ、計算上、イランは西欧各国を射程圏内に収めること
【モスクワ=副島英樹】北朝鮮による韓国・大延坪島(テヨンピョンド)への砲撃で、ロシアのラブロフ外相は27日、中国の楊潔チー(ヤン・チエチー、チーは竹かんむりに褫のつくり)外相と電話で協議し、「朝鮮半島情勢のエスカレートを許さず、南北の緊張緩和と6者協議再開に向けた条件をつくる」ことで一致した。28日からの米韓合同軍事演習についてロシアは直接の態度表明はしていないが、日米韓とは一線を画し、北朝鮮を含む関係各国に自制を求める姿勢だ。 北朝鮮と一定の関係を保つロシアは、事態の緊迫化に歯止めをかける仲介者としての立場をとろうとしている。 砲撃が起きた23日、ラブロフ外相は「非難に値する。韓国の島への砲撃を仕掛けた者には大きな責任がある」と述べ、北朝鮮を明確に非難した。3月の韓国哨戒艦沈没事件では、北朝鮮による魚雷攻撃とは断定できないと北朝鮮への刺激を避けたが、今回は地上での攻撃で死者が出たこと
極東地域(という言い方自体が英国的で、当事者置いてけぼりですが)に大動乱の予感がするタナカ(仮称)です。 不幸の予言は気分の良いものではありませんが、この連載で以前、こんなことを書きました(「『国防戦略』なき国会議員でいいんですか?」)。砲撃の対象となった延坪島(ヨンピョンド)を付け加えた形で、図版も再掲します。 今、韓国の哨戒艦が沈没したことで、韓国と北朝鮮の間に軍事的緊張が走っています。ここで、もし戦争状態が発生した場合、韓国の同盟国である米国が韓国軍の支援に補給などの空輸をする場合、岩国基地が一番近いです(日本の民間空港だと、福岡空港や佐賀空港もありますが、日本国内で知事の説得や法的な調整が必要と思われ、有事とはいえ紛争の初期局面では自由には使いにくいでしょう)。 そうすると、北朝鮮にとって、韓国支援の兵站線を遮断しようと思ったら、岩国基地が攻撃の対象になると思われます。日本は、地理
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