90年近くの歴史をもつ「グリコのおもちゃ」が今年3月に生まれ変わり、親子の遊び道具として注目されている。お菓子についているおもちゃに定番のプラスチック製を止めて、素材に木を使用したのが特徴だ。 発売開始後、顧客からは「孫に買ってあげたい」「全部そろえたい」といった感想がグリコに寄せられ、反応は上々。「おもちゃ効果」もあったのか、3〜5月の売り上げは前年同期比で70%増となった。 ■ぬくもりや独特の手触り肌で感じる 江崎グリコは2010年から、主力商品「グリコ」のおもちゃを、木製の「アソビグリコ」に改めた。全10種類で、小さくても実際に遊べるパズルやだるま落とし、また九官鳥のデザインをしたカスタネットのような「楽器」もある。 素材に木を用いたのは、おもちゃの開発を担当する江崎グリコマーケティング部の河瀬茂宏氏のこだわりだ。「最近のおもちゃは、ゲームをはじめバーチャルなものが多い。そこ
福岡・中洲のクラブやバーなど十数店舗から「みかじめ料」を取っていたとして、福岡県公安委員会は27日、福岡市博多区の指定暴力団山口組系組幹部の男(47)に対し、県暴力団排除条例に基づいて行為をやめるよう勧告を出した。4月に施行された同条例の初適用で、従わない場合は事実関係を公表する。組幹部がこれまでに手にしたみかじめ料は計7千万円近くに上る、と県警はみている。 組織犯罪対策課などによると、組幹部は4月30日〜5月6日ごろ、中洲のクラブやバーなど十数店舗を経営する複数の業者から、絵画のレンタル料などの名目で、みかじめ料計約36万円を受け取ったとされる。1業者あたり3万〜20万円程度を払ったという。 組幹部は10年近く前から、これらの店からみかじめ料を取り始め、総額は計7千万円近くに上るという。県警は、暴力団の活動の資金源になっていたとみている。 条例は、暴力団側に協力する目的で不当に利益
在日韓国人系の近畿産業信用組合(大阪市)は25日の総代会で、従来認めていなかった政治献金について内部規定を改定し、民主党に政治献金100万円と、同党の石井一参院議員(比例)の後援会連合会にパーティー券代2万円を支出したと明らかにした。 信組を規制する中小企業等協同組合法は「組合は、特定の政党のために利用してはならない」と「政治的中立の原則」を定めている。同信組はこれまで、経費権限規定で政治的支出は禁じていた。 今回、1月8日の理事会でこの規定を改定。同12日と2月17日にそれぞれ政治献金と政治資金パーティー券代を支出した。その後、中小企業庁に同法に抵触しないか照会。4月になって同庁から「一般論として政治献金は好ましいことではない」としながら、事業運営に支障を来さない、組合員の総意を反映した形などの「条件付き」なら抵触しないとの回答を得た。
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