頭部がなくなってから4カ月後の2008年10月に復元された牛馬童子=和歌山県田辺市中辺路町近露 世界遺産に登録されている和歌山県田辺市の熊野古道で2008年6月、石像「牛馬童子(ぎゅうばどうじ)」(高さ56センチ、田辺市指定文化財)の頭部がなくなった問題で、頭部とみられる石が今月、同市内のバス停で見つかったことがわかった。頭部は08年10月に市によって復元されたが、関係者は「なぜ今になって」と首をかしげている。 田辺署によると、16日午後3時半ごろ、国道311号沿いにある田辺市鮎川(あゆかわ)のバス停「鮎川温泉」で、通行人の男性がベンチ上に拳ほどの大きさの石が置かれているのに気づき、近くの駐在所に知らせた。バス停と牛馬童子がある場所とは約15キロ離れている。 牛馬童子は平安時代中期の花山(かざん)法皇が熊野古道を巡礼する姿がモデルとされ、1891(明治24)年ごろにつくられたとみられ
【動画】京阪電車の発車メロディ浴衣姿の女性が、発車メロディーとともに特急に乗り込んだ=京阪京橋駅、伊藤恵里奈撮影 京阪中書島駅付近。車窓から観光船「十石舟」が見えた=京都市伏見区 寺田屋 篠田屋の「皿盛」=京都・三条 琴や鼓、鈴の音色がかさなりあった風雅なメロディーが、行きかう人たちでざわめくホームに8秒間、流れた。 7月上旬の金曜日、正午前。特急電車の車窓から見える京阪電気鉄道の大阪・淀屋橋駅の地下ホームが、うしろに過ぎ去っていった。電車は、古都・京都をめざす。 駅でとまるごとに、発車の合図に耳を澄ませてみた。琴や鼓の音を織り込みながら、旋律は駅ごとにちがう。京橋では明るく。中書島(ちゅうしょじま)ではビブラートが強く。三条では低い音から始まり、終点が近いことを感じさせた。 淀屋橋〜出町柳の15駅で流れるこのメロディー、いずれも終点をのぞいて、特急なら停車する8駅、それ以外
南堀江のオルタナティブ・スペース「Pulp」(大阪市西区南堀江1)が正式オープンし、1ヵ月半が経過した。 萬福寺を舞台に、3日間に渡って行われたオープニングイベントの様子 買い物客でにぎわう立花通り(愛称=オレンジストリート)から一本路地を入ると、ガラス張りのスペースがたたずんでいる。萬福寺の裏側に位置する「Pulp」は、ギャラリーや期間限定ショップ、イベント会場、ライブハウスなど、さまざまな顔を持つ「オルタナティブ・スペース」。「あえて空間にカテゴリーを設けず、いろいろな人のアイデアを形にする場所」を目指している。 運営するのは、メンバー全員が20代という「Pulp Pictures」。映像を中心とした制作活動を行っているメンバー5人は、個人での活動を続けながら、グループとして映像やインスタレーション作品の制作・展示・販売を行う。グループでの活動が本格化した昨年、同物件に出会ったことをき
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