現代ビジネスプレミアム会員になれば、 過去の記事がすべて読み放題! 無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
京都府宇治市に「ジャパンリード」という中小企業がある。従業員は5人。かつては大手家電メーカー向けなどの電子部品を生産する下請け企業だったが、2001年に教育事業に新規参入し、今では売上の8割が教育事業になった。社名も日本リード線工業から教育事業への新規参入と同時期に現在のものに変えた。 社長は安本真樹さん(46)。高校・大学は海外に留学し、東京で有名ブランドのデザイナーをしていたが、父が創業した家業を継いだ。 「教育のプロではありませんが、4人の子どもを育てており、親のプロだと自負しています。親の視点を入れた教育事業をしていきたい」と安本さんは話す。 従来、教育とは「与える(Given)」だったものを、親として与えたい教育・子どもとして受けたい「分かち合う(Share)」教育を提案する。 教育事業の中心は、学校支援ビジネス。たとえば、休日に私立の中学校の遊休施設を活用し、近隣小学生を対象に
前編(「『わさびのにおいで命を救う』を生んだ、障害者のチカラ」)で紹介したバイオベンチャーのシームス(東京都千代田区)が実践している「企業と障害のある人とのコラボレーション」を、より大掛かりなビジネスシステムとして推進しようという試みも始まっている。 広告業界第2位の博報堂が昨年5月に新設したのが「博報堂ユニバーサルデザイン」。高齢者や障害のある人を含むすべての人に利用しやすいユニバーサルデザインに関するコンサルティングや開発支援業務に特化した専門組織である。 その中核機能を担う“装置”として立ち上げたのが、「ダイバーシティ・ヴィレッジ」と名付けた独自の企画調査パネルだ。ここには障害特性が異なる様々な障害者をはじめ、年齢も、職業も、ライフスタイルも違う子供から高齢者まで約100人の“村人”が集められ、博報堂のクライアント(顧客企業)の要請に応じて、各々が持つ専門知識やノウハウを提供している
オールカラーで見せる風景と人 『ニッポンの風景をつくりなおせ』にはたくさんの写真が収められている。 梅原さんのデザインやコンセプトワークの写真はもちろんだが、「梅原真の作品集」らしいところは、「風景」という言葉をしっかりと表現してくれる素晴らしい写真と、梅原さんの仕事をかたちづくるさまざまな人々の素敵な写真が同じくらいたくさん入っているところだ。 それらの写真の良さを前面に出すため、本文はオールカラーにした。そこで、編集の作業としてひとつ大きな課題になるのは、色校正用の色見本である。写真の色がきちんと出ているか。実際のモノがある場合は、当然、現物があったほうが色の調整がしやすい。 色見本という動機とは別に、梅原デザインの商品がどんなものかできるだけ知りたい、食べてみたい、使ってみたいということもあり、近くで買えるものや取り寄せできるものを、徐々に集め始めた。 きっとこの本の読者も、食べたり
経済産業省は8月16日、「クラウドコンピューティングと日本の競争力に関する研究会」の報告書を発表した。報告書と合わせて、「クラウドサービスレベルのチェックリスト」、「技術ロードマップ」、「政策のロードマップ」も公開されている。 同省は昨年7月より4回にわたり「クラウドコンピューティングと日本の競争力に関する研究会」を開催してきた。同会では、日本の強みを生かしたクラウドコンピューティング環境の実現に向けて国・ユーザー・提供者のそれぞれが取り組むべき課題の取りまとめを目的に、産学の有識者で検討を行ってきた。 同報告書では、クラウドコンピューティングの普及・促進を図るため、「クラウドを活用したビジネスの国際展開に繋がるイノベーション創出の後押し」、「データの外部保存・利活用を促す制度整備と社会的コンセンサス形成」、「市場の健全な発展を通じたクラウド基盤の整備・充実」の三位一体の政策の必要性を提言
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く