ネット銀行のイーバンク銀行に対してインターネット経由での不正アクセスがあり、サービスへのログインを大幅に制限していたことが分かった。それに伴って採った措置で、関係のない多くのユーザーが利用できない状態が最大半日続いた。 イーバンク銀は2008年11月12日にインターネットからの不正アクセスを認知。同日21時に不正アクセスへの対抗措置として、インターネットユーザーのIPアドレスの範囲を指定してログインを制限した。その後同日23時に解除の操作をしたものの、ユーザーによっては翌13日午前11時35分まで制限されてしまいログインできなくなった。短時間でIPアドレスの解除を終えるはずが、何らかの理由で遅延したためだ。 イーバンク銀によると「影響を受けたユーザーの数は現時点で把握できていないが、約1000件の問い合わせが来ている」という。なお13日午後3時現在でもごく一部のユーザーでログインできない状