復帰してからはホントに何でもやりました。体張って、必死に。もう仕事との向き合い方が以前とは全然違いましたね。そうやっていろいろ仕事をしているうちに、どんどんプロ意識が目覚めてきたんです。前にモデルをやっていた時は、「モデルさんというお姫様」みたいな気分だったと思うんですけど、復帰してからは、モデルは「究極の下請け」なんじゃないかって思うようになりました。それにはきっかけがあるんです。 復帰した当初、そんなに仕事が無いころの撮影で、結構有名なフォトグラファーに撮ってもらえる機会があったんです。撮影が始まってから、その方に「あなたのことは撮りたくない、帰って。あなたは自分がどう撮られたいかを意識しているから撮りたくない」と言われたんです。その言葉が「ガーン」と来ちゃったんです。負けず嫌いなところもあるんですが、その言葉の意味を今ちゃんと理解しなきゃって思って、泣きそうになりながら「どうゆう意味