埼玉県は、ことしのノーベル賞の受賞者に選ばれた梶田隆章さんと大村智さんの2人に、県民栄誉賞を贈ることを決めました。 このうち、梶田さんは東松山市出身で、埼玉大学を卒業するまで県内で過ごしました。また、大村さんは北本市にある北里大学メディカルセンターの設立に中心的に関わりました。埼玉県の上田知事は県民栄誉賞を贈る理由について、「梶田さんは県内で生まれ育ち埼玉県とゆかりが深い。また、大村さんは高度な地域医療の発展に貢献していただいた」と説明しています。 贈呈式はことし12月にスウェーデンで行われるノーベル賞の授賞式のあとに行われる予定で、埼玉県によりますと2人はいずれも出席する意向を示しているということです。