タグ

ブックマーク / okemos.hatenablog.com (23)

  • クルーグマン:アシモフ「ファウンデーション」シリーズへのイントロダクション - P.E.S.

    クルーグマンが新しくでるアシモフの「ファウンデーション」シリーズへイントロダクションを寄せたそうで、それを自身のブログで公表していました。でまあ、クルーグマンもアシモフ*1もどちらも著名人なんですが、だからといってその二乗のこのイントロが日で商業的に出るかどうかはわかりません。ほんとかどうか知りませんが、世界一多いファーストネームはムハンマド、世界一多いラストネームはチャン、しかしこの世にムハンマド・チャン氏はいないと言いますけど、ま、そんな感じかもしれません。ということで、訳しておきました。ただ、これまでのこのブログでのクルーグマンの翻訳では"I"を基、「私」で訳してましたが、今回は何となく雰囲気で「僕」にしてます。なぜか、70年代の青春系SFの翻訳文体のマネをしたかったので... なお「ファウンデーション」シリーズの重要なアイデアである「心理歴史学」とは、人間集団に適用された気体分

    クルーグマン:アシモフ「ファウンデーション」シリーズへのイントロダクション - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2012/10/21
  • 我はアシモフ 55.科学論文 - P.E.S.

    1994年に出版された"I.Asimov"からの翻訳です。今回は研究者にとってもっとも重要な論文執筆について(あるいは、執筆できないことについて)と、あとノンフィクションの執筆についてです。アシモフは多作で有名、さらには人に著作数についての執着もあったということなんですが、このI.Asimovにはアシモフの執筆作品リストがついていて、それには469冊が載っています*1。ただし、そのリストには抜けもあるし、さらに92年のアシモフ死後に出版されたものもあるそうで、AsimovonlineのFAQによると500冊以上が出版されているそうです。 追記:kuroseventeenさんに、イタリック部分の指示がそのまま残っていた箇所を指摘していただきました。kuroさん、ありがとうございます!他の方も何か誤訳やタイポなどを見つけたら、連絡をお願いいたします。 追記:12月22日に改訳 55.科学論文

    我はアシモフ 55.科学論文 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/08/25
  • 我はアシモフ 54. ボストン大学医学校 - P.E.S.

    アシモフの"I.Asimov"から翻訳です。今回はアシモフが勤め始めたボストン大学医学校について。人間関係と、アシモフがダメ研究者だったという話です。 もし誤訳・タイポなどがあれば、いつものようにコメント欄にお願いします。 追記:ssuguruさんから指摘を受けましたので、第六段落の最初の文章を一部訂正しました。 54. ボストン大学医学校 ボストンに移るということは、新しい友達と知人を作るということを意味していた。 デパートメント*1の長であるバーンハム・ウォーカー(Burnham Walker)は、私がやってきた時、49歳だった。彼は物静かなあまりコミュニケートをとらないニューイングランド人で、非常に聡明、そして、その落ち着いたやり方で私の騒がしさを気にしていないように思われた。私は彼のことを気にいったし、彼が私のこの医学校での生活を耐えられるものにしてくれたことを認めておかなければな

    我はアシモフ 54. ボストン大学医学校 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/08/22
  • 我はアシモフ:51.ようやく新しい仕事 - P.E.S.

    もう一年半以上経ってますが、アシモフの自伝、というか回想録である"I.Asimov"からの翻訳です。今回は博士号を取得して大学院を卒業した後、職探しに苦労したけどようやく就職できたよ!という話です。アシモフせんせも若い内は結構苦労してます。 ちなみにこの回想録、アマゾンだと598円です(2011年8月15日)。もしこのが商業翻訳されて出版されても値段が600円なんて絶対ないでしょう。以前は洋書はペーパーバックでも高いなぁという印象でしたが、いまだと日の文庫の方が高くなってしまってますね。 もしなにか誤訳やタイポがあれば、コメント欄にお願いします。 追記:ちなみに一応書いておきますが、この"I.Asimov"は80年代に出たアシモフ自伝I・IIとは別のもので、アシモフが亡くなる少し前に人生を回顧しつつ書かれたものです。自伝としてみるとアシモフ自伝ほど人生の中の物事を詳細に書かれているわ

    我はアシモフ:51.ようやく新しい仕事 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/08/15
  • アメリカの構造的失業の再生と死 - P.E.S.

    しばらく前に現在のアメリカの失業率の上昇は構造的失業率が上昇したからなのかについての議論があり、クルーグマンやデロングなどが構造的なものではなく循環的失業の上昇だと(ゆえに有効需要を高めるべきだ)と主張していましたが、この件についてある種の進展があったそうで、クルーグマンがそのことを説明しているブログへのリンクを張ってました。で、それが面白いなと思いましたのでそのリンク先のブログエントリーを訳してみることにしました。まあ簡単に言うと統計情報の改定があったということなんですが、社会科学のデータは(金融市場からのものなどを除くと)基的にいろんな人たちが情報を集めてまとめたものなので、どうしても一般への提供までに時間がかかる上に、追加のデータが手に入るとその改定が行われます。政府からのデータも同様で、しかも結構大きくデータが改定されてしまうこともあります。そういうのは仕方ないんでよねぇ。 とこ

    アメリカの構造的失業の再生と死 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/05/13
    さもありなんでしょうが、面白かったです。
  • クルーグマン:ギリシャのユーロ離脱 - P.E.S.

    またまたちょっとお久しぶりです。最近の日ではあまり耳にしなくなったような気もしますが、ヨーロッパの周辺国の金融危機はまだまだ続いているようです。クルーグマンがギリシャのユーロからの離脱について2続けてエントリーを書いてましたので、その2を訳してみました。で、クルーグマンの結論は... ギリシャはユーロを離れるか?2011年5月10日 Mark Weisbrotに賞賛を。彼は口にされざることを口にして、ギリシャのユーロ離脱の要を説いたのだ。 私は彼が述べたことの大半に同意するが、しかしそれをどう行うかについてはなにかを述べる準備がまだない。これはいくつかの理由による。まず第一に、アルゼンチンが正しい参考となる対象だということには同意するのだが、不完全な参考対象でもある。アルゼンチンは変更不能なペッグをおこなっているとはされていた。だがそれでもまだペソ紙幣を流通させていたので、ペッグから

    クルーグマン:ギリシャのユーロ離脱 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/05/11
  • スキル向上による平等促進のためのポスト人種戦略 - P.E.S.

    少し前にクルーグマンの、賃金格差の問題はスキルだけを言っていても解決しないんだよというコラムを訳しましたが、そこでも書いたようにアメリカでは格差等の経済問題の解決策が求められる時、決まって言われるのがスキル、あるいは教育です。いろんな経済学者がその研究内容をあまり難しくない形で紹介するVOXというブログがありまして、そこにまさにそういったスキルの重要性を述べるエントリーが上がってましたので訳してみました。 スキル向上による平等を促進のためのポスト人種戦略 James J. Heckman 2011年3月20日 黒人と白人と間の格差はアメリカ社会の変わらない特徴である。この格差は人種差別というアメリカの問題のある歴史を思い出させ続けている。市民権運動から40数年たっても、アフリカアメリカ人の大部分にとって経済的そして社会的改善は痛々しいほどに緩慢である。 黒人男性の稼ぎは白人男性よりも25

    スキル向上による平等促進のためのポスト人種戦略 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/03/23
  • 日本の地震・津波のマクロ経済的影響 - P.E.S.

    昨日のブログエントリーでも軽く触れたIlan Noyによる災害の経済学のまとめです。原発事故さえこれ以上悪化しなければ、日経済の成長率についてのインパクトは長期的にはあまりない、という事になるのでしょうか。しかし、被災した現地への影響については長引くかもしれないと。ただ文中で言われているように、今回の地震・津波の影響は(原発はこれ以上悪化しないとしても)先進国としては未曾有のレベルなわけで、この点はちょっと懸念してしまうところですが。 いつものようにもしタイポ・誤訳などがありましたら、コメント欄にお願いします。 追記:ayakkaさんがこのエントリーへのJames Hamiltonの追記となるエントリーを訳されました。 日の地震・津波のマクロ経済的影響 by Ilan Noy 過去14ヶ月間、我々はいくつもの非常に大きな地震を見る事になった。それはハイチ(2010年1月10日)の地震に

    日本の地震・津波のマクロ経済的影響 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/03/18
  • 日本と天災の経済学 - P.E.S.

    経済学は内部に様々な分野を含む巨大な学問ですが、その中には災害の経済学(Economic of Disaster)があるそうです。英エコノミスト誌のブログでその簡単なまとめがありましたので、訳してみました。なおラストで触れられているEconbrowserの記事、明日にでも訳します*1 もしタイポ・誤訳などがありましたら、いつもの様にコメント欄にお願いします。 追記:ssuguruさんから原文へのリンク忘れの指摘がありましたので、修正しました。ありがとうございました! 日と天災の経済学 2011年3月16日 先週の巨大地震と引き続いた津波の後、日は悲劇的な混乱の中にある。自然は残酷なほど予測できないもののようだが、しかし人間もまた残酷だ。悲劇が海外で起こるたびに、アメリカの論客達は財政政策と経済のファンダメンタルズについての代理論争を行なうための好機としてその復興の展望を利用してきた。な

    日本と天災の経済学 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/03/17
  • クルーグマン:メルトダウン経済学 - P.E.S.

    東北地方太平洋沖地震発生から少し立ちましたが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。 すいません、なにか間の抜けた事しか書けませんで。 正直、このブログなど小さなものなのですが、それでも読んでくださってた方は日の各地にいらっしゃったし、今回の地震・津波の被害の規模を考えれば、読んで下さってた方の中に亡くなられた方がいらっしゃってもおかしくないわけで、その事にこれを書き出してから気づきました... すべての亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。 私自身は今回の地震・津波から直接の被害は受けなかったのですが、仕事の方がしばらくの間、暇になってしまいました。なのでその間、日がらみの経済学関連ブログ記事を訳していく事にしました。その一目はまたまたクルーグマンのブログポストです。もしかするとこれは不謹慎と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、お金の話は生きていく為には必要なことという事でご理

    クルーグマン:メルトダウン経済学 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/03/16
  • クルーグマン: 学位とドル - P.E.S.

    なにかid:optical_frogさんに後ろから睨まれたような気がしましたので、クルーグマンのコラムを訳す事にしました。教育問題と社会についてのコラムですが、アメリカでよくあるような教育の重要性を説くものでないのがクルーグマンらしいところです。なお文中のグラフはコラムからのものではなく、コラム中でリンクしているクルーグマンのブログからのものです(ま、さらにいうとそこで参照されている論文からのものですが)。 もしタイポ・誤訳などありましたら、コメント欄にお願いします。 追記:himaginaryさんがこのクルーグマンのこのエントリーへのディーン・ベーカーからの反論ポストを紹介されているので、そちらも参照してください。 学位とドル 2011年3月6日 教育が経済的成功の鍵だという事は広く認められた真実である。将来の職はスキルレベルの更なる向上を要求しているという事は誰もが知っている。だから、

    クルーグマン: 学位とドル - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2011/03/09
  • ベスター:回想 5 - P.E.S.

    長らくお待たせしましたが、って待っている人がいるのかどうか判りませんが、ベスターのエッセイ、My Affair with Science Fiction (redemolished掲載)の翻訳の5回目にして最終回です。一回目が8月3日にアップですから、これ一つ訳すのに4ヶ月かかってますね。うーん、サボりすぎ。 ちなみに、一回目、二回目、三回目、四回目です。 もしタイポ・誤訳などがありましたら、コメント欄にお願いします。 追記: なぜかこれを4回目だと勘違いしてましたがこれは5回目でしたので、その点を修正しました。 ----------------------- 多くの冒険の後、我々はついにデッレ・ムーゼ広場(Piazza della Muse)のペントハウス・アパートメントに落ち着くことになった。私のはイタリア映画仕事を始めた。私はローマ中でただ一つだけのアメリカ式キーボードを備えたス

    ベスター:回想 5 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2010/12/13
  • マクロ経済学の狂気 ポール・クルーグマン - P.E.S.

    ひさ〜しぶりになってしまいましたが、クルーグマンの翻訳です(実際は最近もいくつか翻訳してるんですが、道草にだけ載せてましたので。)内容は、そのタイトルがはっきりと示しているように、ここ数年続いているクルーグマンのマクロ経済学批判です。最初にでてくるローレンス・マイヤーさんはワシントン大学の学部長や連邦準備制度の理事を勤めていた経済学者です。 追記:ayakkaさんからのツイッターでのコメントを受けて、マイヤーの名前の不統一を正しました。ありがとうございました! マクロ経済学の狂気 ポール・クルーグマン 2010年10月9日イグレジアス経由。ローレンス・マイヤーがインタビューにおいて次のように述べている。 だから私はモデリングについて二つの伝統があると考えている。一つ目はより古い(classic)伝統だ。私はMITで教育された。ノーベル賞受賞者で、連邦準備制度理事会が当時使っていた大規模モデ

    マクロ経済学の狂気 ポール・クルーグマン - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2010/10/12
  • ベスター:回想 4 - P.E.S.

    ちょっと間が空いてしまいましたが、ベスターの回想の4回目です。ついに話は「分解された男」と「虎よ、虎よ」に入ってきました。 今回の終わりの部分はかなり尻切れトンボです。正直、どうせ間も空いた事だし、もう少し時間もかかってもさらにキリの良いところまで訳そうかとも思ったんですが、忙しくなってきたので、とにかく一旦ここで出す事にしました。のこりは7ページほどなので、次の5回目でなんとか終わらせようと思います。 いつもの様に、もし何か誤訳なり何なりありましたら、コメント欄によろしくお願いします。 なお今回の訳では、kuroseventeenさんとjinmensouさんからの助けを受けました。ありがとうございました! ---------------- ある日、まるで晴天の霹靂のごとく、ホレース・ゴールドがギャラクシー誌に書いてくれと電話をかけてきた。ゴールドはギャラクシーの編集長として大成功を収めて

    ベスター:回想 4 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2010/09/03
  • ベスター:回想 3 - P.E.S.

    ベスターのMy Affair with Science Fiction の翻訳、3回目です。今回あたりからどんどん話がSF関係になっていきます。まずは、ジョン・キャンベル!アシモフだと、なかなか話してくれないたぐいの側面です。 追記:kuroseventeenさんのtwitterでのコメントを受けて、"Freud"を「フロイド」と訳す間違いを修正。日語では「フロイト」ですよね。原語ラストの"d"に引っ張られて、間違ってしまいました。 追記2:匿名希望さんのコメントを受けて一部修正しました。匿名希望さん、ありがとうございました! −−−−−−−−−−− その頃までには私は結婚しており、私のは女優だった。ある日、彼女がラジオの番組「ニック・カーター」がドラマの原稿を探していると言ってきた。コミックブックの話でベストのものの一つをラジオ原稿に書き換えてみたら、それが採用された。その後、また

    ベスター:回想 3 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2010/08/19
  • ベスター:回想 2 - P.E.S.

    アルフレッド・ベスターの自伝的エッセイ"My Affair with Science Fiction"の翻訳の2回目です。今回は(ちょっと他のSF作家達にも触れますが)、ベスターのコミックブックの原作者時代の話がメインです。 次の2年間で私はたぶん10と少しくらいの採用された(acceptable)作品を書いたと思うが、その全部がダメなしろものだった。私は技量も経験もなく、試行錯誤しながら学んでいかなければならなかったから。私はものを残しておく人間ではなく、自分の原稿すら残していないのだが、しかし私の名前が出た最初の4つの雑誌の表紙だけは手放さないでいる。スリリングワンダーストーリーズ(価格15セント)。表紙の左端下*1に「ライフ・レイの奴隷達、アルフレッド・ベスターによる驚愕の中篇」とある。この号のメインの作品は、「タイタンのトラブル、アーサー・K・バーンズによるゲリー・カーライルの長

    ベスター:回想 2 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2010/08/10
  • ベスター:回想 1 - P.E.S.

    アルフレッド・ベスターの短篇・エッセイ集"redemolished"というのがあるんですが、これにベスターが1975年に書いた自分のSF史の回想"My Affair with Science Fiction"が載っています。結構長文ですが、興味深いので訳してみる事にしました。ただし31ページもあって長いので複数回に分けます。それから、この時期のベスターは雑誌編集者としてSFからほぼ離れていた60年代が過ぎた後、雑誌の廃刊によりSFにまた戻ってきた時期で、ちょっと寂しい感じがあります。今回の分の最後の箇所などは、なんかちょっと悲哀を感じます。 誤訳やタイポなどはないように気をつけていますが、もし何か見つけられましたらいつものようにコメント欄にお願いします。 マイ・アフェア・ウィズ・サイエンスフィクション アルフレッド・ベスター 一部のサイエンスクション読者が、私のプライベートライフについて何

    ベスター:回想 1 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2010/08/06
  • 主流派マクロ経済学の信仰喪失 - P.E.S.

    Worthwhile Canadian InitiativeのNick Roweがマクロ経済学の現状について述べていました。とくに驚くようなものはありませんが、あまり長くないので訳してみます。それから、現在のブログデザインだとリンクの有り無しが見分けにくいので、はっきりlinkと書いた部分につけることにしました。 (追記:一部間違っていました。後で修正しますが、今は下のhimaginaryさんのコメントを参照してください。himaginaryさん、ありがとうございます) (追記2:himaginaryさんのコメントを受けた2箇所を修正しました。二つ目のものはともかく、一つ目のModern Monetary Theoristsについては全然知りませんでした。) 主流派の信仰喪失 Nick Rowe 2010年5月17日 (link) マクロ経済学の認識において、第2次世界大戦以来の最大の静か

    主流派マクロ経済学の信仰喪失 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2010/06/07
  • クルーグマン:私がなぜファースト・ベストの政策を諦めてサード・ベストに辿り着いたのか、あるいはすべて池田先生(みたいな人達)が悪いんじゃボケ!の巻 - P.E.S.

    アシモフの翻訳をまったくサボってしまってます。すいません。いや、アシモフ先生、実は自伝の中で女子大生との不倫をサラっと告白してまして、その事に衝撃を受けたために翻訳ができなくなりました...って嘘ですけど、不倫の告白は当です。いやぁ、非モテだったアシモフ君がそんなプチ宮台先生のようになれるなんて、おじさんうれしいなぁ! さてそんな関係の全然ない事を書きましたが、今回もまたまたクルーグマンのブログからです。池田先生がよく「クルーグマンもリフレを捨てたんだよ、グハハッハ!」みたいな事を適当に書かれてますが、ちょうどそれについてのクルーグマンの説明のようなエントリーがアップされたので、翻訳。要するに、理論的には問題ないが、現実的には池田先生(みたいな人達)がいるから、ということですね。 このくそバカな経済 ポール・クルーグマン 2009年11月13日*1 というか、まあもうちょっとお上品にいう

    クルーグマン:私がなぜファースト・ベストの政策を諦めてサード・ベストに辿り着いたのか、あるいはすべて池田先生(みたいな人達)が悪いんじゃボケ!の巻 - P.E.S.
    ownernism
    ownernism 2009/11/14
  • アマルティア・セン:危機をこえた資本主義 - P.E.S.

    ニューヨークタイムズ・ブックレビュー2009年3月26日号に載ったセンのエッセイの翻訳です。特に驚きな内容でもないので、まあこんなもんかなとか思いながら訳していたら、ピグーが出てきたのでびっくり。文中にもあるように、今はケインズ・リバイバルの時期ですもんね。でも、経済心理といえば、アニマルスピリッツのケインズと思ってましたけど、ピグーか。あとそれから、終盤の中国の話はほんとなのですかね?中国の経済成長を考えると、ちょっと意外でしたが。 それから訳文はちょっと自信のないところが色々とありますので、誤訳があればご連絡ください。誤字脱字等も、よろしくお願いします。 危機をこえた資主義 アマルティア・セン 2009年3月26日号1. 2008年は危機の年であった。最初に、料危機があった。これは貧しい消費者達、特にアフリカの消費者達には非常な脅威となるものであった。そしてそれに続いて、石油価格

    アマルティア・セン:危機をこえた資本主義 - P.E.S.