「人生に疲れてしまった……。仕事から逃げたいと思ったらすべきことってなんだろう?」 人生に疲れると、仕事も何もかも投げ出したくなることがありますよね。 とはいえ、仕事から逃げたいと思ったときに…
最近にわかに話題に上っていた、サーチエンジンや情報集積サイトがニュースサイトの情報を「不当に使用している」という主張に対し (/.J 記事「英ガーディアン、Google Newsらが「コストを負担することなく」コンテンツを利用していると主張」、「AP通信、インターネット上での記事の「横領」に断固戦う意思を表明」) 、Google の CEO である Eric Schmidt 氏は、新聞社らは「墓穴を掘っている」とコメントしたとのこと (本家 /. 記事より)。 Schmidt 氏は全米新聞協会 (NAA:Newspaper Association of America) の年次会議に出席した際、集積サイトなどに戦いを挑むことは読者を遠ざけるリスクを含むと忠告したそうだ。「読者の求めているものという観点から考えることが大事」であり、「最終的にはコンシューマー・ビジネスであり、多くの消費者を怒
iPhoneの自由とオープンさは最上級でなくて常に比較級というエントリに書いたことはグーグルにもあてはまるような気がするので、それを一つの抽象的なモデルにしてみたいと思う。 つまり、この両社の戦略は「ネットの重心とリアルの重心のちょうど真ん中」という位置をキープすることであるということ。 ネットの重心とは、ユーザの行動をユーザの選択に完全にまかせるようなサービス。携帯であれば、中身が公開されていて、ユーザがソフトを全ていじれるような携帯電話。検索であれば、一切の広告が無くて、クローラーの集めたデータから自動生成された検索結果だけを見せるサービス。 ユーザにとってのメリットは極大だが、サービス提供者には一切見返りが無いような形態。 リアルの重心とは、ユーザの行動をサービス提供者側の論理だけで制限するようなサービス。従来のキャリア主導の携帯やバナー広告つきのポータルサイトのようなもの。 他に選
ITについて鋭い批評を続けている、経営理論家のニコラス・カーのブログが面白かった。 経済学における補完財という概念を使って、昨今のIT企業の戦略を説明した、 補完財の戦略的価値というコラムだ。原文のURLもはってあるので、興味のある方はどうぞ。 http://www.nicholasgcarr.com/digital_renderings/archives/the_strategic_value.shtml 補完財とは他の商品と一緒に利用される商品のことだ。珈琲と砂糖、映画とポップコーン。材木と線路、PCとデジカメなどなど。 一つの製品の供給を増やすか、価格を下げると、補完財への需要は上昇する。 例えば、電気料金を下げると、掃除機の売上が増加する。 最近気になる商品としては、ガソリンと自動車、高速道路のようなものか。 ガソリン代が上がると、車の売上が落ち、高速道路の利用率が落ちる。でもエコ
きのうヤフーとグーグルの(間接的な)関係者と話したら、当然のことながら、今度の買収の話題が出たが、みんな一様に否定的だった。クビになったテリー・セメルのおかげでぐちゃぐちゃになったヤフーを、また62%ものプレミアムで(借金までして)買おうって、ビル・ゲイツはどうかしたんじゃないの? 古川享氏もいっているように、孫正義氏がヤフーのスタートアップの際、ゲイツに相談したとき買っていれば、数百万ドルですんだのに・・・ NYタイムズの社説まで、「この買収はどうせ失敗するから、規制当局はほっておけ」と冷たい。経済学的に考えると、MSの戦略は一時代古い。製造業なら、物的資産の所有権によって被買収企業をコントロールできるが、ネット企業の不可欠資産は物的な工場ではないからだ。たとえば、かつて世界最大級の広告代理店だったサーチ&サーチが1995年に創立者のサーチ兄弟を追い出したとき、彼らが仲間を引き連れて新し
先日、梅田望夫さんと対談(月刊アスキーに掲載予定)したときに、「なぜGoogleは通信インフラにまで投資をするのか理解しがたい」という話題が出たが、その一つの答えがこれ。 After a couple rounds of stalled bidding, the C Block's provisionally winning bid is now at $4.7 billion, about $100 million over the reserve price that the FCC set for the block of spectrum. Since the reserve price was met, the FCC will not have to re-auction the block and its special rules: open access for any
リクルートエグゼクティブエージェントが主催し,今回で20回目となる "Road to CEO" という無料イベント.今回のゲストスピーカーは Google 副社長兼,Google Japan 代表取締役社長の村上憲郎氏ということで,足を運んでみました. 第20回 グーグル株式会社 代表取締役社長 村上憲郎氏 このイベントは, 次代を担う経営者予備軍に当る、30代を中心とするビジネスリーダーの皆様を毎回、オーディエンスとしてお迎えし開催しております。 オーディエンス対象 現在30代〜40代前半で、将来プロフェッショナル経営者を志向されている以下の方々 ・事業リーダー、経営企画リーダーで、特にWEBビジネスを手掛けていらっしゃる方 ・コンサルティングファーム出身者、もしくは在籍中で事業会社の中枢ポジションへの転身を目指している方 とのことで,会場もスーツを着た方がほとんどだったように思う. 個
Web 2.0を育てた伝統と気質サンフランシスコおよびシリコンバレーの精神風土には、米国の他の土地とは違った特別なものがある。1960~70年代のヒッピー文化を受け継ぐ、ユートピア的な自由礼賛・共同体思想もその1つだ。それは、「Web 2.0」を生み育てた土壌でもある。 「Web 2.0」をシニカルに語ることはいくらでもできるが、自分のものもみんなで共有しよう、みんなで助け合って世の中をよくしよう、という考え方が「Web 2.0思想」の源流にあることは間違いない。少なくとも、初期の頃からの担い手である純粋なギーク(技術オタク)のコミュニティではそうだ。おもしろいものを自分で作ってみて、無料で開放する。オープンソースやインターネットを育てたのと同じ、ユートピア的ギーク文化である。 同質な考えを持つ人々の小さなコニュミティではそれでよかったが、Web 2.0が次第に主流になって大衆化する過程で
Googleは勝ち組の企業です、疑う余地はありません。だがそのサービスの歴史を見ると、実は敗北しているサービスも存在しています。つまり、競合他社に負けたサービス。その名は「Google Answers」……膨大なインデックスを持ち、全自動で検索結果をはじき出すGoogleの既存モデルの穴を埋める形で始まった究極の「人力検索」です。 Google Answersでは、検索してもわからないようなものすごくマニアックな質問が可能で、Googleが認定した調査スペシャリスト「リサーチャー」たちがあらゆる場所から情報を検索、さらに持てる限りの知識で回答してくれるという、はっきりいって個人的には日本語版が一番欲しかったサービスとなっていました。ジャンルも幅広く、「アート・エンターテイメント」「教育・ニュース」「ビジネスとお金」「政治と社会」「コンピュータ」「科学」「生活」「スポーツ・レジャー」「健康」
2007年03月08日13:00 カテゴリMoney Google Answersが負けた理由 GIGAZINEが単なる洋モノ紹介サイトだと思っている人は、こういう記事もあることを知っておいて欲しい。 Googleはなぜ「全自動化」できないサービスでは負けるのか?〜前編〜 - GIGAZINE Googleはなぜ「全自動化」できないサービスでは負けるのか?〜後編〜 - GIGAZINE 力のこもった良質の記事なのだけど、それでも私はGIGAZINEの分析とは違う結論を出している。 Google Answerがなぜ負けたか? 私はこれにつきると思う。 Googleはなぜ「全自動化」できないサービスでは負けるのか?〜前編〜 - GIGAZINE ■Google Answers失敗の理由その1「有料だった」 そう。GIGAZINE自身も「理由その1」に上げている。しかし数ある理由の一つとしてしか
今まで、このブログでも何回もGoogleとMicrosoftを比較して、Googleにばかり軍配を上げてきた私だが、Googleに弱点が全く無いと思っているかというと決してそんなことはない。そこで、今日はこのブログでも採用しているAmazon AffiliateとGoogle AdSenseとを比較した場合、どうして私が「長い目で見たらAmazon Affiliateの方が強いかも知れない」と思っているかを述べてみたい。 まずは、このブログでの過去数ヶ月の実データを元に、Amazon Affiliateの結果をまとめると以下のようになる。 ・測定単位: 10万ページビュー ・クリック数: 約2500クリック ・注文数: 約150点 ・アマゾンの売り上げ: 約25万円 ・紹介料: 約1万5千円 まあ妥当な数値である。クリック率は約2.5%。クリックから実際の注文へのコンバージョン率は約6%で
産経新聞社のニュースサイト。政治、経済、国際、社会、スポーツ、エンタメ、災害情報などの速報記事と解説記事を掲載しています。
どうも本気らしいという話は噂に聞いていたが、こんなに早く交渉がまとまって発表されるとは思わなかった。今日10月9日(月)、GoogleがYouTubeを約16億5,000万ドル(in an all-stock deal worth about $1.65 billion)で買収した。 YouTubeは創業から二年たっていない。サービス本格スタートからほぼ一年。それが約2,000億円の価値に変わった。何という加速感であることか。Googleの傘下に入ることは、YouTube創業者にとって、NASDAQ上場よりうんといい話だったのだ。こういう傾向は、今後もしばらく続くだろう。ある種のベンチャーにとっては、GoogleがNASDAQの代わりになったということだ。 前にも触れたが、2006年のGoogleにとってのサプライズ(あるいはネット業界全体のサプライズ)は、YouTubeだけであった。むろ
3月2日に投資アナリスト向け会合で用いたPDF資料(94スライド)で,Googleのビジネスの全体像を把握できる。分かりやすい資料である。 で紹介されていた資料をみてみました。 ここで手に入ります。 http://investor.google.com/pdf/20060302_analyst_day.pdf 三つの点で面白かったのでメモ。 Google本体とパートナーサイトの比較 Googleの製品に対するアプローチ Googleの売上の考え方 Google本体とパートナーサイトの比較 2005年の売上はパートナー$2600M、本体$3500M. パートナーの前年比が73%、本体は113% パートナーの伸びが鈍化している アドセンスは世界のインターネット利用者69%にリーチしている。 Googleの製品に対するアプローチ 制約を考えない。 最初は、CPUパワー、ストレージ、帯域、金儲けも
2006年04月28日04:40 カテゴリMoneyValue 2.0 Googleは広告会社か? Googleは、単なる「電通2.0」ではない。 池田信夫 blog:グーグルの価値 それにしても、グーグルの時価総額がホンダとニッサンの合計より大きいというのは理解できない。磯崎さんはプロだけあって、一番けれんみのない分析、すなわち現在のCore Competence、すなわち広告がそのまま成長すると仮定した上で業績予想していらっしゃるが、磯崎さんの真骨頂は実はそこではない。 これである。 isologue: グーグルは「すごい」のか「すごくない」のか(財務的に見たGoogle) また、上記は、基本的にはグーグルのビジネスモデルが広告モデルの域を出ないことを仮定していたシミュレーションなわけですが、実際にはグーグルは新しいrevenue streamを作り出す可能性は高い。グーグルは、「広告
今をときめくWeb2.0系と言われる企業は、Google AdSenseやアフィリエイトが収益の柱になっている事が多いという話をよく聞きます。そこで気になったのが「収益を完全にAdSenseに依存したとして、起業するために最低限必要なページビュー(PV)ってどれくらいなんだろう?」という事です。気になったことは調べるのが流儀なので、早速調べてみたいと思います。ちなみに、僕は経営者でもないですし、Web広告のプロでもないので、試算に甘いところが多分にあると思います。ですので、あくまで目安として読んでください。「お前の言ったとおりPVを稼いだのに、会社潰れたぞ!コラ!」と言われても、残念ながら責任は持てません・・・。起業するビジネスの仮定ビジネスの内容はWebベースのサービスとします、折角なのでWeb2.0系という事で。収益はGoogle AdSenseの広告クリック収入に完全に依存します。開
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く