バチカン市国で大みそかのミサに到着した際、女性に手をつかまれたフランシスコ教皇。バチカンメディアが1日公開した動画より(2019年12月31日撮影)。(c)AFP PHOTO / VATICAN MEDIA 【1月2日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)は1日、前日に信者らと交流した際、自分の手をつかんで引っ張った女性の手をたたいたことを謝罪し、「女性に対するいかなる形の暴力」も非難する演説を行った。 教皇はバチカン市国で大みそかに集まった信者らにあいさつをした際、女性信者から手を引っ張られ、体勢を崩した。いら立ちをあらわにした教皇が、女性の手を2度たたいて振りほどく様子を捉えた映像は、ソーシャルメディアで一気に拡散した。 ツイッター(Twitter)では教皇のとっさの反応を擁護する声が上がった。あるユーザーは「私はカトリック教徒ではないが、あの女