伊藤忠商事は7月8日、子会社のファミリーマートに対し、リース大手の東京センチュリーと共同でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。株式併合を経て上場を廃止する狙いで、総コストは約5800億円。成長の踊り場に差し掛かったコンビニエンスストアの事業モデルを抜本的に改革し、その先はファミマを軸にした事業再編を見据えているもようだ。
伊藤忠商事によるファミリーマートの完全子会社化はコンビニエンスストアの経営モデルが行き詰まったことを改めて示した。業界3位のローソンにも共通している。それは脱コンビニを掲げる竹増貞信社長の「出店目標はもう出さない」という言葉に集約されている。【関連記事】セブン、全国統一の店作り転換 現場にレイアウト裁量苦境のファミマ、処方箋は2つコンビニ3社の6月既存店、セブンが増収で一人勝ち新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛期間中、店内を巡りながら、竹増社長はある事実に気づいた。「かごを持つ買い物客が少ない」Nikkei Views編集委員が日々のニュースを取り上げ、独自の切り口で分析します。新型コロナに伴う外食減少や「巣ごもり」消費の増加で、コンビニには追い風が吹くとみられていた。ところが低価格で品ぞろえが豊富なスーパーに需要が集中したのだ。コンビニではセブン―イレブン・ジャパンが6月に既存店
米アマゾンが新たに開発した黒と緑のショッピングカートは、一見、食品雑貨店などでいつも目にしているカートと大差ないように見えるかもしれない。だが、その滑らかなプラスチックの表面の下に違いが隠されている。 「アマゾン・ダッシュカート(Amazon Dash Cart)」と名づけられたこのカートは、センサーとカメラ、コンピュータービジョン(コンピューターによる視覚情報処理)アルゴリズムによって、中に入れられた商品を自動で識別するスマートショッピングカートだ。代金は店舗を出る際に、アマゾンのアカウントとひもづけられたクレジットカードに請求されるため、客はレジの列に並ばずにすむ。 ダッシュカートはちょっとした買い物向けの仕様になっていて、ショッピングバッグを2つまでセットできる。音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」のショッピングリストにアクセスできるタッチスクリーンと、クーポンなどを読み取るた
米国ミズーリ州の一般人の女性が市議会のパブリックコメントを求めるオンライン会議で「新型コロナウィルスの感染拡大防止を求めて、マスク着用を強制させられるのは、ナチスドイツ時代にユダヤ人が黄色いダビデの星を着用させられたことと同じです。マスク着用を強制され、マスクをしていないと罰金が取られたりするようになれば、このマスクは私たちにとっては黄色い星のようなものです。恐ろしい話だと思いませんか?」と発言した。 第二次大戦時にナチスドイツが占領していた地域ではユダヤ人を差別迫害し隔離するために、ユダヤ人には目に見えるように衣服に黄色い星を縫い付けさせた。黄色いは欧州では呪われた色だった。特に西欧諸国では外見からはユダヤ人を見出すのは困難だったため、黄色い星を着用しているのがユダヤ人の証で、黄色い星をつけたユダヤ人は公共の場所や映画館、公園、店舗などに入ることも禁じられた。そして黄色い星は「この人はユ
ハーバード大学は地球工学(ジオエンジニアリング)の野外実験の実施に先立って、独自の諮問委員会を発足させた。同委員会により、外部からの意見を取り入れ、実験による健康や環境へのリスクを考慮するとしている。 by James Temple2020.01.15 23 9 2 4 ハーバード大学の気候科学者は過去何年にもわたって、反射粒子を散布できる気球の放球の準備に取り組んでいる(「人工的な気候制御で、地球温暖化を緩和できる?副作用は?」を参照)。人類が地球温暖化に対抗するために何ができるのか、知識を深めることが狙いだ。 この名門大学が進めている野外実験が地球工学(ジオエンジニアリング)として知られる分野の大きな節目となる。しかし、この実験は物議を醸している。評論家は、このような動きは、人類が地球の気候を操作できるといの考えを科学的に正当化するのではないかと恐れており、実験をするだけでも、恐るべき
温暖化が止まらないなら、人工的に止めてしまおうではないか、そんな研究が進んでいます。それは「気候工学(ジオエンジニアリング)」と呼ばれる分野で、新たな温暖化対策として、欧米を中心に注目されています。 そしてこの度、パリ協定から脱退して、地球温暖化に背を向けてきたイメージのあるアメリカ政府も、その研究に400万ドル(約4億4千万円)以上の予算を計上すると公式に発表しました。 具体的な方法その具体的な方法は、どのようなものでしょうか。 アメリカ海洋大気庁の科学者は、人工的な気候操作をすぐに実行することはないものの、温暖化が食い止められなかった時の次善の策として、以下の二つの方法を研究する予定であるとE&E Newsに話しています。 <成層圏エアロゾル注入法>その一つ目の方法というのは、二酸化硫黄などの微粒子(エアロゾル)を成層圏に注入して、強い太陽光から地球を遮るというものです。 成層圏とは、
地球温暖化が続けば、亜熱帯地方の層積雲はすべてなくなる。 Aleksandar Georgiev/Getty Images ジオエンジニアリングとは、地球温暖化を抑えるために、地球の自然なサイクルを変えることができるとするテクノロジー。気候変動に対する有効な手段の1つとして急速に検討されるようになっている。 宇宙に鏡を設置、二酸化炭素を回収、粒子を使って雲を作るなどはすべて、気候や大気を操作する方法。 だが、ジオエンジニアリングは地球にダメージを与えたり、戦争を引き起こすと考える科学者や政治家もいる。 海水の温度は観測史上、最も高くなっている。氷床はかつてないぺースで溶けている。海面の上昇は数えきれないほどの生物、沿岸都市、地域経済を脅かしている。 研究者が気候変動がおよぼす影響について警告を強めるにつれ、温室効果ガスの排出を抑えるだけでは足りないと指摘する科学者や政治家もいる ── 彼ら
温暖化対策に禁断の「太陽光遮断計画」が!2020.07.24 21:008,316 Brian Kahn - Earther Gizmodo US [原文] ( Kenji P. Miyajima ) 2020年7月上旬、米連邦下院気候危機特別委員会の民主党議員が、大規模な気候変動対策を発表しました。この報告書には、民主党のジョー・バイデン前副大統領が秋に行なわれる大統領選に勝って、中間選挙でも民主党が上院を奪還した場合に、党として優先させる対策が多く盛り込まれているようです。中には物議を醸すようなものも含まれているみたいですけど。 かつてはタブーだった「地球工学」が主流になるほど地球がヤバい?そんな500ページを超えるリポートの片隅に、温暖化する地球を人工的に冷やしちゃえっていう、地球工学的な対策がコッソリ書かれています。世界が大気を炭素で汚染する危険な道を突き進む中で、かつてはタブーと
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