世界の大手金融機関が相次いで、ロボアドバイザーの導入を進めるなか、米国のシティグループは新たなデジタル投資プラットフォーム「Citi Wealth Builder」の立ち上げを、1月30日、発表した。5万ドル以上の預金をシティ銀行に持つ顧客は無料で利用可能という。 JPモルガンやウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカらを追撃するシティは、「Citi Priority」や「Citigold」などのアカウントを保有するロイヤルな顧客には、無料でサービス提供を行う。その他の顧客は0.55%の手数料支払いと、残高を1500ドル以上に保つことが必須となる。 シティは今回のプログラムを通じ、次世代の金融サービスを提供していくと述べた。 他の金融機関が提供するロボアドバイザーと同様に、Citi Wealth Builderはまず、顧客らの好みを質問し、それに適合するポートフォリオを提案する。顧客はリ