3日エントリで、今のポピュリズムは実はファシズム(ないし、現代風の呼び方にするならばネオファシズム)ではないか、というデロングの論考を紹介したが、国際経済交流財団とスタンフォード大学アジア太平洋研究センターがスタンフォードで開いたコンファレンス*1でフランシス・フクヤマと初めて会ったことを機に、デロングがその論考をさらに深めている。 彼はまず、そもそものポピュリズムについて以下のように考察している。 The original American populists were reality-based small farmers and others, who accurately saw railroad monopolies, agricultural price deflation, and high interest rates as crippling their ability