プロジェクトの成功や失敗とは何だろうか? これは僕にとって実に今更な問いだ。 会社のアイデンティティが「プロジェクトの成功請負人」というだけでなく、これまで本や講演などで幾度となく「世の中のプロジェクト成功率は驚くほど低い」「それでもプロジェクトを成功させるためには?」みたいなことを話してきたからだ。 プロジェクト成功率って低いものだよ、という話をしばしばするのは、非プロジェクト(定常業務とかルーティンワークと言ったりもする)とプロジェクトとでは、仕事の常識が全く違うからだ。これを認識しないと、そもそもスタートラインに立てない。 ごく簡単に言えば、「初めてやる難しい仕事」がプロジェクトなので、同じことを何度も繰り返す仕事(例えば毎月の給与計算や四半期ごとの決算や棚卸しなど)と同じようなスタンスで臨むととんでもないことになる。 プロジェクトの成功率が低いという話でよく引用する日経コンピュータ
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