続いて弁護側の弁論がなされた。鈴木弁護士より、主要には再び表現の自由と市民的抗議活動の一環というものだ。政治的主張をする市民に対して国家が介入するのは正しい解決方法かというもので、民主主義としては国家の介入は被害者のためにもならないといい。政治的言動は保障されねばならない事を述べていたが、いったい被告人弁護士らは被告らが「政治的主張」をしていたと本気で思っているのだろうか?多分思っちゃいないだろうが、プロとしての仕事だから言っているんだろうなとぼんやり聞いていた。できれば立川ビラ撒き事件の裁判の時にでも言ってくれりゃ説得力があったのだろうなと。その上で侮辱罪ではないとの趣旨であった。一つだけ面白かったのは、某東京知事が何回も暴言をしたが彼は侮辱罪で起訴されていないといったとこか。しかしそれは、東京都民は皮肉の意味で寛容ではあるけど、某知事の暴言にさらされるマイノリティは決して許しているもの
再び裁判傍聴にいってきました。東北・関東大震災に対する思いはありますが、このような時だからこそ、平時のたたずまいをする事に意味があると筆者は考えます。ですから粛々と記録を残したいと思います。 3月22日 京都地方裁判所13時40分 209号法廷 傍聴席は定員52人。在特側傍聴は12人程。 裁判が始まると最初に、証拠確認で検察、弁護側とのやりとりがあり中身は、検察より徳島・京都での人物確認であった説明がなされ、その後、徳島県教組の直接の被害者であるTさんの意見陳述が行われた。 「県教組に対して在特会を名乗る19名の侵入による建造物不法侵入と威力業務妨害について被害当事者として意見を述べます。まもなく1年になるというのに書記局にたった一つある窓は閉め切り、ブラインドを下したままです。事件当時の恐怖は消えていません。街で街宣マイクの音を聞くと体が強張り、自宅にいる時も大声を聞くと不安にかられ事件
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大手メディアへの不信も 大分街宣を皮切りに、私はいくつかの街宣現場をまわり、できるだけ在特会会員の「生の声」に接した。差別主義者、レイシストだと毛嫌いするのは簡単だが、少なくとも在特会が社会に一定程度の影響を与えていることだけは認めなければならない。さらに認めた以上は、「知る」「伝える」ことが私の仕事でもある。 9月下旬、札幌市―。大通公園に面した路上で、在特会北海道支部による街宣がおこなわれていた。道内各地から集まった約20名の参加者が、それぞれマイクを握って「在日特権の廃止」や「中国の軍事的脅威」を訴えた。 ここでも一番に目を引いたのは、「中国の脅威」をなめらかな口調で説いていた、ひとりの女性である。高橋阿矢花(27歳)。最近、勤めていた企業を退職し、現在は求職活動中だという。大きめのイヤリングと、膝上丈のスカートで決めた高橋は、むさくるしい男たちの中にあって、ひときわ目立つ。 「もと
本日も朝から京都地方裁判所に京都朝鮮学校いやがらせ事件民事裁判傍聴に行ってまいりました。昨日、雪が積もった京都は冷え込みはしていたが既に雪は跡方もなく消えていた。傍聴券抽選の前に辺りを見渡せば、在特会・主権の人らの知った顔はなくほとんどの傍聴券希望者は学校側支援者と思われる。その数約100名で抽選となり今度も当たりで大喜び。これで京都は全勝なのだが、これ、私は何かもっているのか?あれか、神は私にプログ書けと言うのか?いや神様、それなら財布にしまってあるこのロト6を当たるようにして下さいよ。それが当たるならもうね、仕事辞めて朝から晩まで裁判所に張り付いて毎日書くどころか、全裸で裁判所内をうろついてもいいから。駄目?等という不埒なつぶやきで裁判所に入場。よって、今回も今回も御所の焼き討ちと涙のラーメン紀行はなし。 では、裁判レポへ。 法廷内傍聴席から向かって左側に学校側弁護団12名が。100席
先週、傍聴記を書いたと思ったらすぐに2回目ですよ。今回裁判進行が予想以上に早いので、民事と合わせてもう「仕事しろ>俺」どころか「仕事ができません>俺」になっている私です。 さて、本日も朝も早くから京都地方裁判所に行きますと、そんなに人がいない。なるほど。どんな注目の裁判でもみんなが見にくるのは最初と判決の出る最後だけで、間はこんなものか。こりゃ中法廷であっても傍聴券に当たる確率はかなり高くなったと予想していた。これで外れる人は余程運が悪いなとふんで、抽選を見たらやはり当たりでしたよ。ふふんと当たり前のように法廷に向かおうとすると、なんか「余程運の悪い人」の何人かに出くわし後を託される。残念です。外れた人の次回に幸あらん事を。そういう訳で今回も御所の焼き討ちと涙のラーメン紀行はなし。 では、裁判レポへ。 法廷に入ると、いきなり西村斉被告担当の渡辺弁護士より検察のほうに対応を求める何かが述べら
京都朝鮮学校いやがらせ事件刑事裁判にいってまいりました。 数日前からの情報で、主権回復、排害社、在特京都の街宣が朝8時から告知があったので、とりあえず見ていこうかなと傍聴券配布時間より早めに駅に着いたのだが、勇士4人のうんちゃらな話を1分も聞いていたら、生あくびがでましたよ。周りを見渡しても聞いているのは、カメラかメモをしている人らで、そんなの記者か公安かヲチャぐらいですよ。そんな光景を見ていたら朝っぱらから連中の理解不能な話に付き合うのが馬鹿馬鹿しくなりそそくさと裁判所の方角に移動しうろうろと。傍聴券が外れた時に心の傷を癒してくれる京都のうまい物を食わしてくれるお店を探すほうが余程ためになるだろうと移動。あの店でとりあえずモーニングを食って、お昼はあそこの蕎麦でもと。もう抽選に外れる事を前提に行動していた。当たり前ですよ。だって、今回は定員50名程の中法廷で注目の刑事裁判という事でマスコ
無機質な憎悪 米田の話を聞きながら、私は前述した在特会の大分街宣を思い出していた。手馴れた感じの桜井の演説はともかく、マイクを握る会員たちの声や表情から垣間見えたのは、怒りというよりは、得体の知れぬ憎悪のようなものだった。 その日、桜井の次に演説した30代の男性は、次のように声を張り上げた。 「生活保護など、日本人にはなかなか支給されないのに在日だけは優遇されているんです。通名制度だって、在日だけに許されているんですよ。日本人になりすますことができるんです!」 50代と思しき男性も、怒気を含んだ声のアジテーションを披露した。 「これまで朝鮮人は出て行けと言える団体はなかったんですよ。なぜか? 朝鮮総連や韓国民団が怖かったんです。でも、もういい加減にしてほしいと思って立ち上がったのが、我々在特会なんです。みなさん、本当に従軍慰安婦なんて存在したんですか?(「いませ~ん」と、合いの手)いま、こ
米田の話に戻ろう。私が疑問に感じてならないのが、その「在日特権」なるものである。これについて米田は次のように話す。 「外国籍を持つ外国人でありながら、なぜ在日だけは日本人と同等の権利が与えられているのでしょうか。在日だけが他の外国人よりも優遇されなくてはならない理由などないでしょう」 米田が指摘する「特権」とは、たとえば戦前・戦中から日本に居住していた在日韓国・朝鮮人とその子孫は外国籍のまま何代にもわたって日本に住むことができるという「特別永住者」資格の付与であり、あるいは通名の使用が許されていたり、外国籍であるにもかかわらず生活保護が支給され、しかも「その支給率は日本人を上回る」(米田)といったことである。 果たしてそれが本当に糾弾対象としての「特権」にあたるものなのか、私には理解しがたいのだが、米田ら在特会会員に言わせれば「特権を享受しながら、差別反対運動や戦争犯罪追及など、事実無根の
休業損害金をだまし取ったとして、大阪府警警備部と南、豊中両署は12日、詐欺容疑で、市民団体「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の元関西支部長、増木重夫容疑者(58)=大阪府豊中市上新田=を逮捕した。「詐欺をした覚えはない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は平成19年11月、同府吹田市でマイカーから降りようとして転倒し負傷した後、経営する塾の役員として報酬を得ていたにもかかわらず、「けがのため居酒屋で働けない」と偽って保険会社から休業損害金約36万5千円を詐取したとしている。 増木容疑者は昨年10月にも、排ガス規制を逃れるため街宣車の車庫飛ばしを行ったとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕。大阪簡裁から罰金40万円の略式命令を受けている。
「在日特権」とは何か その「行動する保守」の“最大手”が、桜井率いる在特会だ。同会が設立されたのは07年。 「もともとは『2ちゃんねる』などのネット掲示板で、保守的な意識をもって“活動”してきた人たちが集まってできた組織なのです」 そう話すのは同会広報局長の米田隆司(48歳)だ。私は10月半ばに、同会本部のある東京・秋葉原の雑居ビルで米田を取材した。いまは私に「在特会への出入り禁止」を通告しているが、その頃の米田は、クッキーを手土産に部屋を訪ねた私に対し、終始人懐っこい笑顔で接してくれた。 6畳一間ほどの質素な事務所である。すでに夜の10時を過ぎていた。米田は「会社の仕事を終えて急いで来た」と話しながら、額にうっすらと浮かぶ汗を拭った。仕事で疲れているだろうに、無理して取材に応じてくれた米田に、私はいまでも感謝している。 「ウチは専従なんていませんからね、取材を受けるのも、活動するのも、み
中高生らが襲われた現場を警察庁の安藤隆春長官が視察した。長官が記者らに囲まれる様子を若い女性が携帯電話で撮影していた=27日、茨城県取手市、仙波理撮影 休み時間は、いつもひとりでいた。本を読むでもなく、携帯電話をいじるでもない。休憩室を出て、日当たりがいい場所に、ただ座っていた。 茨城県つくばみらい市の工場に勤務する男性(44)は、昨年9月まで部下だった期間契約社員のそんな姿を、よくおぼえている。 彼は、反物状のフィルムを梱包(こんぽう)し、ラベルを貼り付ける仕事をしていた。仕事は丁寧で、中高年の同僚7人と一緒に黙々と作業を続けていた。 口数は少ないが、声をかけると丁寧に受け答えをする。女性たちが「お菓子、食べようよ」と誘うと、控えめに輪に加わるが、翌日にはまたひとりで、ひなたに座る。 元上司は語った。「コミュニケーションが得意じゃないんだろうが、普通の青年だった。あんな事件を起
京都朝鮮学校いやがらせ事件の件で気になる事があったので、京都裁判所に記録閲覧にいってきた。気になるというのは在特会・主権の連中が「公園を50年に渡り不法占拠してきた」という主張が本当にそうだったのかケリをつけるつもりで事実関係を知りたかったわけだ。第二回口頭弁論における朝鮮学校側の第三準備書面において元校長が略式起訴された経緯を口頭とレジメで説明を聞いたが、より詳しく公園使用と事件までの経過が書かれた準備書面をこの目で確かめたかったので、京都は御所の前、周辺はうまい店多いぞこの野郎!の京都裁判所へ再びGO! 時間をたっぷりに使おうと午前中に裁判所に着きすぐに閲覧手続きに。でも出されたもろもろの記録の量に既にゲップ感が出る。 何これ?とてもこれ細かな精査できません。案の定、読み込みと忘れないためのメモ書きは訴状の段階で2時間以上経過してしまった。いけません。私のキャパを超えています。こんなペ
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