(県民会議の防衛局への申入れ。左側左から2人目が武田沖縄防衛局長) まもなく始まる「海底ボーリング調査」に反対する住民を排除するための「シュワブ沖水域制限の強化」の問題で、このところ、連日走り回っている。 6月17日(月)は、県民会議として武田沖縄防衛局長への申入れを行った。この申入れには、照屋寛徳、糸数慶子、玉城デニーら、沖縄選出の国会議員、そして2名の県会議員らが立ち会われた。米軍の活動のためではなく、防衛局の埋立工事、海底ボーリング調査のためには漁船操業制限法や「5.15メモ」の水域規制を拡大することはできない。 武田局長は、原稿に目を落としながら説明を続けた。以下、武田局長の説明をテープを起こして再現する。 「海上での工事にあたって安全確保に万全を期したいと考えています。このためキャンプ・シュワブの周辺海域において多くの工事関係船舶の往来が見込まれることから、米軍の運用との調整を図