田んぼや畑などの農地には、水を届けるための農業水路がつくられているので、河川やため池から遠くても水を運べます。それはみんなの生活にも役立っています。コイやホタルを放流したり、小水力発電、魚の養殖、水車などに使ったり、防火用水にも利用できます。様々に活用された水は、やがて川や地下に戻り、植物を育て生物を育みます。 関連リンク 田んぼや農村の色々な役割 みやぎの円筒分水工 ためる 水をためる「ため池」と「ダム」 田んぼでお米をつくるためには、たくさんの水が必要です。農家の人々は、必要な時に田んぼに水を送れるように、人工的に池をつくってためておきました。これが「ため池」で大きなものは「ダム」と呼ばれています。 雨が多い梅雨時の余分な水もため池やダムにためておくので夏の雨が少ない時にも十分に水を使うことができます。 ため池やダムは、農業用水だけではなく、生活用水や川の水が増えた時の調整のためにも役