正社員と契約社員とは、法律用語ではありませんが、一般に、正社員は雇用契約が期間の定めのない場合、契約社員は期間の定めのある場合をいいます。 ところが、正社員と契約社員では、期間の定めの有無だけでなく、賞与の有無や退職金の有無が異なる場合が多いため、誤解が生じやすくなっています。 以下、当職がよく経験する、会社の方がよくしている勘違いの例をあげてみます。 【勘違い1~賞与・退職金~】 正社員は、賞与・退職金が支給されるが、契約社員は、賞与・退職金が支給されない(誤) → 賞与・退職金の有無は、就業規則や雇用契約の内容であり、正社員であっても、退職金・賞与が支給されない場合はあるし、契約社員に賞与・退職金を支給することも可能です(正)。 【勘違い2~有給休暇~】 契約社員には有給休暇を支給しなくてもよい(誤) → 契約社員であっても、当初契約から6ヶ月経過しその間8割以上出席したた場合には、正