長年優れたスポーツモデルを送り続けてきたドゥカティが、同社の"看板技術"ともいえる強制開閉弁機構・・・"デスモドロミック"を採用しないV4エンジンを、ニューモデルのムルティストラーダV4用に開発しました!! なぜゆえにドゥカティは、あえてバルブスプリングを備えたV4エンジンを作ったのか・・・? 考えてみました! ドゥカティのブランドイメージを高めた、デスモドロミック機構とは?そもそもデスモドロミックは、ギリシャ語のデスモス(=つなぐ、の意味)とドロモス(=道、の意味)を語源としています。今よりもはるかにバルブスプリング材の信頼性が低かった時代・・・第二次世界大戦〜戦後間もない時代は、高回転・高出力を狙ったエンジン設計をした場合、バルブスプリングの破損が大きなネックとなることが多かったのです。 デスモドロミック:伝統のエンジン機構がもたらすもの | DUCATI 世界中のドゥカティ・オーナー