本記事のまとめ 新型コロナウイルス治療薬ゾコーバは「緊急承認」見送りに 理由は主に以下の3つ(特に1つ目) そもそも治験で全く結果を出せていない上,後付け解析など禁じ手も 非代替性がない(3 剤目の内服薬,プロテアーゼ阻害薬としても2剤目) 安全性でも先行 2 剤に対し特に利する点がない 今後,第 3 相試験完遂後に通常の審議プロセスが行われる予定(11月以降)
![【解説】新型コロナ経口薬「ゾコーバ」の緊急承認が見送られた3つの理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/98b727448e946389acf0176a558db675411a0ce0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fevineko.com%2Fimg%2Fensitrelvir-768x432.jpg)
本記事のまとめ 新型コロナウイルス治療薬ゾコーバは「緊急承認」見送りに 理由は主に以下の3つ(特に1つ目) そもそも治験で全く結果を出せていない上,後付け解析など禁じ手も 非代替性がない(3 剤目の内服薬,プロテアーゼ阻害薬としても2剤目) 安全性でも先行 2 剤に対し特に利する点がない 今後,第 3 相試験完遂後に通常の審議プロセスが行われる予定(11月以降)
塩野義製薬は4日、開発を進める新型コロナウイルスワクチンの初期段階の臨床試験(治験)で、一定の有効性を示すデータが得られたと明らかにした。ワクチンを2回接種したときの感染を防ぐ「中和抗体」の量は、新型コロナに感染して回復した人と同程度になったという。近く最終段階の治験を始める。開発中の新型コロナワクチンは遺伝子組み換えでつくったウイルスの一部を活用する「組み換えタンパクワクチン」。2022年3
発見が難しい膵臓(すいぞう)がんに光明です。「午後の紅茶ミルクティー」が早期発見の突破口になるかもしれません。 ある飲み物が、がんの早期発見に役立つと今、脚光を浴びています。それは“午後ティー”の愛称で親しまれている「午後の紅茶ミルクティー」。膵臓がんが見つかった患者のうち、約7割が早期発見に至ったというのです。 元大阪国際がんセンター副院長・片山和宏さん:「『午後の紅茶(ミルクティー)』の配分が、この検査に適している可能性はあります。胃の中にミルクティーを入れるとほぼ90%見られるようになります」 膵臓を撮影した画像。左側は通常の超音波検査、右側が“午後ティーミルク”を飲んだ後の画像です。両方を比較してみると、確かに午後ティーミルクを飲んだ右側の膵臓の方がはっきりと写っていることが分かります。 膵臓は体の奥の胃の後ろ側にあり、約半分しか見えないため、がんの発見が非常に難しく「暗黒の臓器」
新型コロナウイルスのパンデミックが医薬品に与えた影響は大きく、メッセンジャーRNA(mRNA)など様々な新技術が登場した。研究機関からは最新の論文が公表され、企業は異例のスピードで医薬品を開発。さらに規制当局が「緊急許可」という形で早期実用化を後押しするなど研究と開発の歯車が勢いよく回る。世界で新たなイノベーションが次々と生まれる流れが出来つつあり、バイオ業界には大きな変革の波が押し寄せている。
新型コロナワクチンで国内で初めて国内治験を始めた大阪大学発バイオ企業アンジェスのワクチン開発が遅れている。2021年春の臨床試験(治験)終了を予定していたアンジェスのワクチンは、大規模な追加治験を求められたことから、治験時期の終了が遅れることがわかった。実用化時期も当初予定の21年中から22年以降にずれ込む見通しだ。アンジェスは20年3月から新型コロナのワクチン開発を始めた。開発するのは「DN
現在、抗体医薬品では、モノクローナル抗体が注目されています。 まず、ヒトの体内のウイルス感染細胞や、がん細胞などの異物に対して、免疫細胞のB細胞がこれらの異物(抗原)をやっつけるため、目印に結合する抗体を作ります。 たとえば、ほとんどのがん細胞は他の正常な細胞にはない特定の目印を持っています。 「もし、その特定の目印だけに結合してやっつけることができる抗体を大量に作ることができれば、医薬品として期待できる」という発想から生まれたのがモノクローナル抗体です。 モノクローナル抗体は、ただ1種類のB細胞が作る抗体のコピー、つまりクローンです。モノは「単一」、クローナルは「混じりっけのない集合」を意味します。
新型コロナウイルス感染による死者数が世界で累計50万人を超え、米国などで感染拡大に歯止めがかからない。日本も東京都内で新規感染が連日50人を超え、「第2波」が懸念される。国などは備えの増強を急ぐが、確保した病床は最悪の事態を想定するとなお不足するなど、盤石とはいえない。都内では29日に58人の新規感染が確認され、4日連続で50人を超えた。西村康稔経済財政・再生相は同日の記者会見で「正直嫌な感じ
本論文では、がん組織内に自律神経系が入り込むことで、その患者の予後を左右することを世界に先駆けて証明しました。特に乳がん組織内に交感神経が活発な場合は、その患者は予後不良であること、さらに実験的に交感神経を抑制または除去した場合は、がんを縮小したり転移を抑制できることもわかりました。本研究においては、国立がん研究センター研究所の落谷孝広(現・東京医科大学)と同・中央病院、乳腺・腫瘍内科の下村昭彦が、がんの専門家として大きな貢献を果たしました。 発表のポイント 自律神経が、乳がん組織内に入り込み、がんの進展や予後に強く影響することを発見しました。 ストレスなどによる交感神経の緊張が、がんを進展させ得ることを明らかにしました。 自律神経を操作する神経医療(遺伝子治療など)が、がんの新規治療戦略になる可能性があることが示唆されました。 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医)細胞生理学分野の神谷厚
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