“ハッカソン”は、米Facebookの企業文化を象徴するイベントだ。同社は5月18日の株式上場の前夜にもハッカソンを開催し、約500人の従業員が参加した。 同社従業員のペドラム・ケヤニ氏は5月24日(現地時間)、Facebook Engineeringのノートでハッカソンについて説明した。 ハッカソンは、Facebook創業時から自然発生的に実施されている徹夜のプログラミングイベントで、ハッキング(本来の“高い技術を駆使してプログラミングすること”という意味)+マラソンの造語。当初はエンジニアが新しいプロジェクトを立ち上げる際に、自主的に徹夜でプロトタイプを構築していたが、そのうちにハッカソンの主催者がFacebookの他の部署のエンジニアにも協力を呼び掛けて集中してプロトタイプを開発するイベントになっていった。 「いいね!」や「チャット」、最近では「タイムライン」もハッカソンから生まれた