インテルで、PCなどの“汎用利用”CPUではなく、主に“特定目的”に使うデバイスに搭載する“組み込み”向けCPUの事業を行う、インテリジェント・システム事業部のトップである、インテルアーキテクチャー事業本部 副社長 兼 インテリジェント・システム事業部長のトン・スティーンマン氏が、同社の組み込み市場に対する取り組みを紹介した。 スティーンマン氏は、現在のようにネットワークインフラが普及した環境ではデバイスを接続するだけでは十分でなく、取得するデータをどのように使うのかであり、これらの接続で入手できるデータでどのような価値を生み出すのかが重要だとする。 その価値には2種類あって、1つは、データを知識に変換することで、これは、さまざまなシステムやクラウドで共有するのかまで考えなければならない。もう1つは、各デバイスを接続するシステムをユーザーにどのように提供していくかで、例えば、救急車と病院の