めちゃくちゃ良い記事でした。 「OSS は使っていることを公言するだけでも貢献になる」と songmu さんが言っていたので、私も貢献したいと思います。 僕も貢献したいのでよく使うコマンドラインツールを紹介していきます。 特定のプログラミング言語等に依存するツールは省いています。 actionlint - GitHub Actions の Workflow ファイルの静的検査 GitHub Actions の Workflow ファイルの静的検査ツールです。 かなり精度が高く、色々な設定ミスを検知してくれます。 エラーメッセージも見やすくて助かります。 aicommits - コミットメッセージを自動生成 変更内容を元に自動でコミットメッセージを AI が生成してくれるツールです。 コミットをする前にちゃんと確認してくれるのも安心感があって良いです。 cLive - ターミナル操作を自動化
弊社Nucoでは、他にも様々なお役立ち記事を公開しています。よかったら、Organizationのページも覗いてみてください。 また、Nucoでは一緒に働く仲間も募集しています!興味をお持ちいただける方は、こちらまで。 シェルスクリプトの世界へようこそ! シェルスクリプトって何? シェルスクリプトは普段 Bash などのシェルで実行しているコマンドを並べて、まとめて実行できるようにしたものです。ファイルのバックアップ、ログファイルの解析、システムのセットアップなど、ターミナルで行っていた一連の作業をまとめてシェルスクリプトに記述することで、シェルスクリプトを実行するだけで自動的に一連の作業を終わらせることができるようになります。また、シェルスクリプトはファイルに保存することになるため、再利用するのも簡単になります。 シェルスクリプトで使うコマンドの多くは UNIX コマンドになると思います
Windowsを長年触っている人なら一度はブルースクリーンを目にしたことがあるはず。このブルースクリーンは海外では「ブルースクリーン・オブ・デス(BSoD)」と呼ばれ畏怖の対象となっているのですが、新たにLinuxのシステム管理ソフトウェア群「systemd」にブルースクリーンと同等の機能を備えたコンポーネント「systemd-bsod」が追加されることが明らかになりました。 Release systemd v255 · systemd/systemd · GitHub https://github.com/systemd/systemd/releases/tag/v255 systemd 255 Released With A "Blue Screen of Death" For Linux Systems - Phoronix https://www.phoronix.com/news
Docker Desktop、Appleシリコン上でx86-64バイナリをほぼネイティブな速度で実行可能にする「Rosetta for Linux」が正式版に WindowsやMac上に簡単にDockerコンテナ環境を構築できるツール「Docker Desktop」の最新版「Docker Desktop 4.25」がリリースされました。 Docker Desktop 4.25 is here! GA of Rosetta for Linux, an optimized installation on Windows, simplified Docker Scout settings, and so much more!https://t.co/KsPyxvpOOe — Docker (@Docker) October 31, 2023 x86-64バイナリをほぼネイティブな実行速度で Do
最近、ASP.NET CoreでTimeZoneまわりのコード書いてて遭遇しました。以前このブログ読んだ記憶はあるのですが、すっかり忘れていました。そして、.NET Core 3でもそのままなんだなというのがわかりました。 devblogs.microsoft.com .NET Coreで特定のTimeZoneを取得する場合、Windowsな人はこのようなコードを書くと思います。 System.TimeZoneInfo.FindSystemTimeZoneById("Tokyo Standard Time"); 当然Windowsでは動くのですが、Unix系システムの上(多いと思われるのがLinuxコンテナ上)で動かすとこんなエラーが発生します。 Exception has occurred: CLR/System.TimeZoneNotFoundException An unhandle
CIQ、Oracle、およびSUSEは、新たな業界団体であるOpen Enterprise Linux Association(OpenELA)を設立したと発表した。これは画期的な動きだ。OpenELAは、「『Red Hat Enterprise Linux(RHEL)』と互換性のあるディストリビューションを開発し、オープンでフリーなエンタープライズLinuxのソースコードを提供する」ことを目標に掲げている。 OpenELAの設立は、Red Hatが最近になって、RHELのソースコードの公開条件を変更したことを受けたものだ。非営利団体であるOpenELAは、企業がRHELのソースコードにアクセスするためのオープンなプロセスを提供する。これによって、さまざまな組織がRHELと互換性のあるディストリビューションを作れるようになる。同団体は、互換性のあるディストリビューションを生み出すための基盤
Amazon Web Services(AWS)は、オブジェクトストレージサービスとして提供しているAmazon S3のバケットをLinuxからマウントし、ローカルのファイルシステムと同様にさまざまな操作を可能にする「Mountpoint for Amazon S3」を正式に公開しました。 基本的にAmazon S3の操作はS3専用のAPIを呼び出すことによって行いますが、今回公開されたMountpoint for Amazon S3はそうした操作を不要にし、いくつかの制限はあるものの、Amazon S3のバケットをまるでローカルのファイルシステムのように扱えるようになります。 これにより、例えばAmazon EC2のインスタンスからAmazon S3のバケットへの大規模なデータの保存や参照などが容易に可能になります。 下記はAWSが公開した動画から、実際にMountpoint for A
企業向けに「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」というLinuxディストリビューションを提供しているRed Hatが、これまで一般公開してきたRHELのソースコードの配布を顧客限定にすると発表しました。この発表に対して、自由ソフトウェアの理念を持つ開発者たちが批判の声を上げています。 Furthering the evolution of CentOS Stream https://www.redhat.com/en/blog/furthering-evolution-centos-stream 自由ソフトウェアとは下記の4つの「自由」を持つソフトウェアのこと。 ・どんな目的に対しても、プログラムを望むままに実行する自由 ・プログラムがどのように動作しているか研究し、必要に応じて改造する自由 ・ほかの人を助けられるよう、コピーを再配布する自由 ・改変した版を他に配
Linuxの生みの親として知られているリーナス・トーバルズ氏が2023年2月19日に、初めてAppleのM1チップに正式対応したLinuxカーネルのバージョン6.2のリリースを発表しました。新しいAppleデバイスで動くLinuxを待望していたユーザーからは歓声が上がっている一方、まだ実装されていない機能が多いとの指摘もなされています。 LKML: Linus Torvalds: Linux 6.2 https://lkml.org/lkml/2023/2/19/309 Linux 6.2 includes M1 Mac support, but it's not fully ready to use | AppleInsider https://appleinsider.com/articles/23/02/21/linux-62-includes-m1-mac-support-but-
欧州議会では、メールやチャットサービスの提供者に通信内容の監視を義務付ける「チャット規制法」が議論されています。このチャット規制法について「規制対象がオープンソースOSのパッケージ管理システムにも及んでおり、既存のOSが違法状態になる可能性がある」という懸念が指摘されています。 EUR-Lex - 52022PC0209 - EN - EUR-Lex https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=COM:2022:209:FIN EU chat control law will ban open source operating systems - Blog | Mullvad VPN https://mullvad.net/en/blog/2023/2/1/eu-chat-control-law-will-ban-open-sou
歴史上初めて高水準言語で書かれたOSで、現代OSの始祖とも呼ばれる「UNIX」の50年以上にわたる歴史を時系列で示した「UNIX History」を、コンピュータの歴史を研究するÉric Lévénez氏が公開しています。A4用紙に印刷することも可能とのことで、実際にプリントしてその歴史の長さを感じてみました。 UNIX History https://www.levenez.com/unix/ UNIX HistoryのA4印刷版は、PDFファイルのリンクが上記サイトに置かれています。「A4」のリンクをクリックしてダウンロード。 というわけで、このA4印刷版のPDFファイルを実際にプリンターで印刷してみました。 A4用紙で40枚。 40枚をつなげるため、右端だけ仕上がりサイズに合わせてカット。 セロハンテープでつなげていきます。 40枚すべてを並べて見たところ。A4用紙40枚をつなげると
Linus Torvalds 氏は 7 月 31 日、Linux 5.19 をリリースした (メーリングリストでのアナウンス、 Phoronix の記事、 Ars Technica の記事、 Asahi Linux のツイート)。 本リリースで興味深い点として、リリース作業に ARM64 ラップトップを使用した点が挙げられている。Linux は長らく ARM64 ハードウェアをサポートしてきたが、Asahi Linux チームのおかげで開発プラットフォームとして実用可能になったという。Torvalds 氏は既にこのラップトップをビルドやブートのテストに使用しており、今回初めてリリース作業に使用したとのこと。今後は旅先で使用するラップトップとして、ARM64 のドッグフーディングも可能になると述べている。 なお、Torvalds 氏はこのラップトップが Mac であることのみ示唆しているが、
Microsoft Pluton セキュリティプロセッサーを搭載する Lenovo の Thinkpad Z13 では、デフォルトのファームウェア設定で Linux が起動できないそうだ (Matthew Garrett 氏のDreamwidth 投稿、 Phoronix の記事、 Neowin の記事)。 これはファームウェアのデフォルトが Microsoft 3rd Party UEFI CA キーで署名されたブートローダーやドライバーを信頼しない設定になっているためだ。Thunderbolt 接続したサードパーティ製の外付機器からブートすることもできないとのこと。発見した Aurora Innovationのセキュリティ開発者 Matthew Garrett 氏はセキュリティ上のメリットがないと Lenovo を批判したが、MicrosoftがSecured-Core PCの要件とし
Apple M1チップ搭載のMacで動作する「Asahi Linux」のAlpha版がリリースされたのでインストールしてみました。詳細は以下から。 元Googleやpixiv Inc.のエンジニアで、現在は東京でセキュリティ・コンサルタントなどをされているHector Martinさんは日本時間2022年03月19日、Apple Silicon搭載のMacが発表された2020年から開発を続けてきた、Apple M1チップ搭載のMac上でネイティブ動作する「Asahi* Linux」がAlpha版になったと発表しています。 Asahi LinuxはArch Linux ARMをApple Silicon Macに最適化したLinuxディストリビューションで、Alpha版ではディスプレイやWi-Fi、USBポートなどもサポートされていたので、早速インストールしてみました。 Asahi Linu
SELinuxの変更SELinuxに関しては、主な変更点として SELinuxで/etc/selinux/configで「selinux=disabled」が効かなくなる(ハングすることがあります)パフォーマンスの向上が挙げられています。今回は一番最初の「selinux=disabled」が使えなくなる(システムがハングすることがある)というのを見ていきたいと思います。 当たり前ですが、筆者の見解/立場ではSELinuxは無効化するべきでは無いので、無効化する前に「待て、考え直せ」とは言いたいです。 SELinuxを無効にしたときのハングアップまずは事象を見てみたいと思います。/etc/selinux/configで SELINUX=enforcing を SELINUX=disabled に設定し、再起動を行います。すると(タイミングの問題だと思いますが)下記のようにブート中にシステムが
AppleがMac向けのOSとして開発している「macOS」の最新バージョンで、M1チップなどのApple独自SoCであるApple Siliconを搭載したMacで動作するLinuxを開発するプロジェクト「Asahi Linux」を支援するような仕様変更が見つかっています。 Apple Helps Asahi Linux | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=29591578 2021年12月13日に配信開始となったmacOS Monterey 12.1で、標準のバイナリファイルフォーマットとして採用されているMach-Oの要件が変更されたと、エンジニアのHector Martin氏が報告しています。 Martin氏によると、Appleは新しくMach-Oを必要としないRAWイメージモードを追加しており、「これは私たちを対象
Linux Kernel 5.15リリース。LTS版、新しいNTFS対応ドライバ、インカーネルSMB 3サーバ、不揮発性メモリへのスワップアウトなど新機能 Linuxカーネルの最新版となるLinux Kernel 5.15が10月31日付けで正式にリリースされました。 Linuxカーネルは毎年「Longterm Maintenance Kernel」と呼ばれる長期リリース版(いわゆるLTS版)が登場します。2019年は11月に登場したバージョン5.4が、2020年は12月に登場したバージョン5.10がLongterm Maintenance Kernelに設定されました。 今年は今回のLinux 5.15がLongterm Maintenance Kernelとなり、少なくとも2023年10月までメンテナンスが行われることが表明されています。 Linux Kernel 5.15では新しいN
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