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ブックマーク / chikawatanabe.com (17)

  • 低予算パクリ映画専門プロダクション

    「低予算でパクリ映画を作る」というプロダクションがある。はやりそうな映画そっくりのタイトルで、似たようなストーリーの映画を作り、その映画のDVDが出る頃にぶつけてDVDをリリースするのであった。そういう、「パクリ映画」のことをmockbusterと呼ぶらしい。mock=模倣する。それに大流行映画、という意味のblockbusterをかけてmockbuster。 時々テレビで放映されていて、 「あ、あの有名な映画?」 と思って見ると、異様にちゃちで、 「あれ、こんなボロい映画だったんだ」 と思ってしまったりするのだが、そういうのはたいていこの手のプロダクションが作っている。The Asylumというのが代表的なプロダクションで、そのラインナップたるや: Transmorphers (Transformersのパクリ) Dragon (Eragonのパクリ) Alien vs. Hunter

    低予算パクリ映画専門プロダクション
  • 日本語のTwitterと英語のTwitterは別メディアであることについて

    別に、「国民性が・・・・」とか言うつもりはなく。単に1文字にこめられる情報量が違うので、同じ140文字でも、詰め込めるアイデアの量が全く違う。なので、メディアとして似て非なるよね、という話。 たとえば、 日が誇るベンチャー会計士、磯崎さんのTweet。それぞれ最後のカッコ内数字は文字数 (前にも書きましたが)、今でも大半の上場会社の役員はほぼ「従業員代表」だけで構成されているので、「経営危機」にはならないと思いますが。 逆に、ドイツの例など聞くと、組合側が「経営に取り込まれる」のを危惧する必要があるのかも。 (111) 企業でも、内部で決めた予算等はさておき、外部との契約は経営者が変わっただけでは原則変更できないかと思います。 @mohno 余談ですが、国境/領土とか、戦後補償とか、“国際的な政府の見解”は、政権が変わったからって「あれはナシってことで」というわけにはいかないでしょうね。

    日本語のTwitterと英語のTwitterは別メディアであることについて
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/08/28
    異言語間の文字感覚について。
  • シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー2

    さて、昨日は「シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山ある」ことについて書いたのだが、今日は後編で、「来なくてもわかることが沢山ある」。 インターネットも発達、腐って発酵して香しくなるほど情報がオンラインにあり、しかもTwitterやらチャットやらビデオコンファレンスやら、リアルタイムの情報まで入手できて、さらにはSNSで世界の人々と人間関係まで構築できるという今日この頃。当に近所にいることに意味があるのか?結論から言うと、「最後はやっぱり会って話せる環境がモノを言うが、しかしかなりのところまではオンラインでイケる」。 「シリコンバレー発世界に羽ばたくインターネット事業を立ち上げたい。ついては、シリコンバレーに住めばシリコンバレーがわかるはずだから、まずは移り住んでからどういう事業を起業するか考える」 「シリコンバレーの会社で働きたいが、まずはシリコンバレーに住めばシリコンバレ

    シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー2
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/03/11
    来なくても分かるための手段を紹介
  • On Off and Beyond: Y Combinatorの出資を受けてシリコンバレーのインサイダー的ベンチャーになろう

    応募締め切りは3月18日。Y Combinatorはインキュベータ的ベンチャーキャピタル。主にインターネット系のアイデアに対し、小額の投資起業指南+A級の人的ネットワーク紹介をしてくれる。Hackers and PaintersのPaul Grahamが創設者の一人で、2005年から80社のアイデアをバックアップしてきた。 Y Combinator出身のベンチャーの中には、ちょくちょくメディアにも登場するjustin.tv、Scribd、xobniや一流VCのSequoiaから投資を受けたLooptやDropbox、すでに買収されたAnywhere.FM(by iMeem)、Reddit(by Conde Nast)、Omnisio(YouTubeに1500万ドルで買収)などもある。LooptはSequoiaから見放され売りに出されているようだが、Sequoiaからの投資を受けるところま

    On Off and Beyond: Y Combinatorの出資を受けてシリコンバレーのインサイダー的ベンチャーになろう
  • ○×△の起源に関する意外な情報

    なぜ海外では通じない○×△という記号が日で普及しているのか、という疑問について、はてなID:goldheadさん情報。こちらのリンク先を90%くらい下のほうにスクロールしたところに「配当というの後書きに、競馬新聞の◎○△▲×の起源が載っている」という話が。 簡単に言うと、最初にあったのは よい=○ と もう少し=△で、後から、結果が未知数なもの=× が誕生。その後 × が「ダメ」に降格した、という説。(あくまで競馬新聞で、ですが)。事実は小説より奇なり! 以下、ちょっと長くなるけど引用します。 2000(平成12)年4月からディック・フランシスを読み始めた。競馬シリーズを興奮、大穴、命と、月に二冊のペースで読み続け、2001(平成13)年1月にやっと、20冊目の「配当」を読み終わった。そして、以前から疑問に感じながら見過ごしていた事が氷解したのである。 競馬新聞でおなじみの◎○△▲×

    ○×△の起源に関する意外な情報
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/02/13
    ○×△の解釈起源競馬説。ディック・フランシス昔よく読んだなー。「興奮」「血統」「査問」「骨折」あたりが好きだった。
  • ○×△の起源は?

    人としては、 ○=よい、Yes   ×=だめ、No というのは水や空気のように自然な事実。そして △=○と×の中間 というのも当然のことと考えがち。つまり、いい順に○→△→×ですね。 しかし、これ全くアメリカを初めとした英語圏では通用しないんですよねぇ。それ以外の国はよく知らないが、まず通じないのではないかと。どれくらい通用しないかと言って、たとえば日人が 「★ ※ ♪ の3つをいい順に並べろ」 と聞かれても呆然とすると思うが、それくらい通じない。つまり、○=よい、×=だめ、も通じなければ、△がその間に位置するということも通じないのでした。 当地(やオーストラリア)では、テストの「マルをつける」時も、Vの右側が長めの「チェック」をするだけ。日風にマルをつけると何のことかわからないか、または 「えっ、零点?」 と思われる可能性あり。 同じ流れで、電化製品のスイッチはマルと縦棒、つまり

    ○×△の起源は?
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/02/07
    ○と×の文化論。日本では○=良い、×=悪いだが、少なくとも米豪ではこの感覚は全く通じないらしい。
  • 命をかけて病院に行く人々

    今朝の新聞に、「病院の救急受付がいかに危険か」という記事が載っていた。 シリコンバレーはSan JoseにValley Medical Centerという公立病院があるのだが、そこの救急受付にはガラスのシールドがある。患者と病院の受付の人との間が強化ガラスで仕切ってあって、怒り狂った患者から病院職員を守っているのであった。で、このガラスを取り外そう、という案があり、受付で働く人から「身の危険が!」とクレームがあがっている、と言う記事だ。強化ガラスの厳重な仕切りっぷりはリンク先の写真を見てください。 なんでこんなことが起こるかと言うと: アメリカ国民3億人中、4700万人が無保険。生活保護を受けるほど貧困だと公的保険があるので、無保険はいわゆる「ワーキングプア」の人たち。 そういう人たちは、当に具合が悪くなったらやむなく公立病院の救急へ行く。基的に救急はどこの病院でも患者を拒否しては行け

    命をかけて病院に行く人々
  • 身悶えするほど恥ずかしいマイクロソフトのSongsmith

    「中央研究所で作ってしまったが、営業部門がどこも売ってくれない技術・製品」というのは、多くのメーカーが抱える密かに頭の痛い問題である。通常は、「開発があるレベルまで進んだら、営業部門に開発コストを部分的に負担させる。開発が進むとともに、その比率をだんだん増やして行く」といった方法で、「完成したけど引き取り手がない」というのを避ける。(途中でスポンサーになる営業部門を見つけられないと自動的にプロジェクトがストップするので)。 しかしだ。新たな解決策を提示したのが、この1月8日に発売されたマイクロソフトのSongsmithである。その解決策とは、研究所から直接発売すること。そしてそのクオリティは、恥ずかしさに身悶えするほど。開発者の方には申し訳ないのだが、ここまで行くとそれはそれで素晴らしいというレベルである。 Songsmithは、コンピュータに向かって歌を歌うと、プログラムが自動的に伴奏を

    身悶えするほど恥ずかしいマイクロソフトのSongsmith
  • Steve Jobs: Return of the King

    San Jose Mercury Newsの日曜版のビジネス欄はアップルコンピュータ特集であった。初代Macintoshが発売されたのが1984年の1月24日ということで、20周年を記念したもの。 The Mac that roared Jobs’ personality, values inseparable from Apple saga 上の二つの記事以外にも、紙バージョンでは、製品やマネジメントの変遷に関する年表が満載。その代わりオンラインでは、1984年当時のマック発表に関する記事が二つ転載されている。20年前といえば、もうなんというか、コンピュータの歴史的には、縄文時代みたいなものだ。 Archive: A look at secret new Apple computer (Jan. 1984) Archive: How the Macintosh computer grew

    Steve Jobs: Return of the King
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/01/21
    起業家のタイプを分類。パラサイト型、短期記憶障害型、王の帰還型。
  • 書評:ロボトミーとアメリカの黄金期

    同時期にアメリカに生まれた、ADHD気味な二人の男性の180度異なる半生記。一人は12歳でロボトミー手術を受け、もう一人は黄金の50年代を謳歌する。 偶然最近二冊とも読んだのだが先に「黄金期」の方を読んで、その後ロボトミーの方を読み、途中で 「あれ、この人って、もう一冊に出てきた人と同世代じゃないの?」 と思って確認したら、ロボトミーの人が1948年生まれ、もう一人が1951年とたった3年違いだった。 「黄金期」のほうはユーモアたっぷりのエッセー、紀行文、科学関係のの著者として知られるBill Brysonのもの。 (Bill Brysonは、A Short History of Nearly Everythingというの著者でもある。これ、出色のできです。変な科学者・偉大な科学者・とんでもない科学者、そしてその人たちの発見がこれでもか、というばかり出てくる。以前、枕の10分の一は垢と

    書評:ロボトミーとアメリカの黄金期
  • 貸しはがし

    倒産するのでは、とみんなが思っているシティバンク。そのシティバンクからお手紙がやってきた。 「家を担保にした根抵当ローンを停止します」 というもの。ははは、きっとそうくると思って、もう満額借り切っちゃったんで全然問題ないんですが。 元のローンの説明をすると、家を抵当にしたローンで、設定された限度額内だったらいつでも借りられる、というもの。 で、 「近隣の住宅価格下落に伴いローン停止」 というお手紙が来たのであった。「停止」の元の言葉は「suspend」。「借りている分は急に返せとは言わないが、限度額に達していなくても今後は貸しません」、というもの。 半年前くらいから、いつかはこのような顛末になるだろうという予測の元、さっさと全額借り出してしまったので、特に痛痒なしですが。用途は享楽費用ではなく家の改築費用でございます。 しかしこれ、もし我が家同様の家の改築のために同じようなローンを借りた人

    貸しはがし
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/11/29
    貸し剥がしが怖くて日本では出来ない。
  • VC投資-liquidation preference

    San Jose MercuryのVCs hope higher spending will boost start-up sales。 調査会社のIDCが、ついに来年は企業のIT投資が上向きになると予測、VCは「これで投資先のベンチャーにも、上場や買収というexitが増えるだろう」と喜んでいる、と始まる。 ちなみにM&Aは、スタートアップの重要な「出口」である。 「下請け受注でお客様をハッピーに」 という会社であれば、生涯一中小企業としてやっていくこともできる。しかし、世界制覇的技術を提供するんだったら、それに見合った優秀な人材が必要で、そういう人を引き付けるには「出口」がないといかん。「出口」はVCだけじゃなく、ファウンダー、ストックオプションをもらっている社員、などなど、全ての人にリワードを提供する手段である。 しかし、と記事は続く。M&Aで、スタートアップがシスコやYahooに買収

    VC投資-liquidation preference
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/11/23
    liquidation preferenceについて。会社清算時のVCの取り分に関する取り決め。投資額の数倍に達すると出口戦略に影響が出る。
  • 投資はがし(とベンチャーキャピタルの仕組み)

    昨日のエントリーが貸しはがしだったので今日は投資はがし。 昨今の市場暴落で「ベンチャーキャピタル(VC)のキャピタルコールに応じないLPが出る」、と言われてきたが、なんと自社の社員の給料も払えないVCが出ているらしい。 (とはいうものの、今日、シリコンバレーのVC、corporate VCあわせて3人の方と話をしましたが、皆さん、ごく最近series Aやseedで投資したばかり+投資するところ、鋭意検討中、とのことで、審査は厳しいものの、まともなVCはまともなベンチャーには相変わらず投資し続けている模様ですが。) 「キャピタルコールって何じゃ?LPって?series Aって?seedって?」という方には以下説明します。 そもそも、ベンチャーキャピタルというのは、自分たちもどこかからお金投資してきてもらってファンドを組成、、そのファンドのお金をベンチャーに投資する。で、その「ベンチャーキ

    投資はがし(とベンチャーキャピタルの仕組み)
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/11/23
    「絶対に見落としてはならないのがliquidation preference。不景気に突入していく昨今のような状況下においてはこれが明暗を分ける」「anti-dilution/ratchetもベンチャー側にとっては大事な条項」
  • 日本イイコト新聞のススメ

    で、会う人会う人に「景気のいい話しはないですか」と聞いたんですが、全然ない。「緩やかな終わりの始まり」みたいな感じの意見がほとんどで、理由を聞くと「ビジネスもいい話しはないし、政治もダメダメだし、その上、人心まで荒んできたし」とか。「テレビや新聞のニュースを見ても暗い話ししかない」、と。 そこで提案。それは「日イイコト新聞」です。 その名の通り「イイコト」しか書いてない新聞。それも、「近所の親切おじさん」みたいな話しではなく今新聞に書いてあるような領域全般で「イイコト」を集めるのだ。 もちろん、「近所の親切おじさん」の話しがあっても何の問題もないのだが、それだけだと現実逃避感が強すぎかと。そうではなく、政治家がした素晴らしい主張、施策、役所がもうけたステキな行政制度、好況の会社、良さげな新製品、世間で受けているサービスなどなど、ありとあらゆる「素晴らしい話し」をしっかり取材して書くの

    日本イイコト新聞のススメ
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/10/20
    これ何年か前真剣に考えてた。んで、もう実現されてると思ってる。個人ニュースサイトや2chコピペサイトをイイコトだけ集めるというテーマで運営すればいい。
  • リスクをとる

    今、日からシリコンバレーツアー中の鹿児島大学の学生さん向けパネルディスカッションから帰ってきた。「どうやったら日人もリスクをとるようになるのか」という質問があって、これ、よく日の人が言いますね。最近。 「意味のないリスクをとる人は頭がおかしい人。シリコンバレーはリスクをとればリターンも大きいからリスクをとる。日ではリスクをとってもリターンが少ないことが多いからリスクをとらない。人は合理的」というようなことを言ったつもりなのだが、口ではうまく説明できなかったかも。 日は 大企業=ローリスクハイリターン ベンチャー=ハイリスクローリターン よほど、「自分だけは違う」という強い信念がある人以外大企業(とか役所)に行きたくて当たり前。 一方、シリコンバレーのベンチャーは、まぁギャンブル性は高いがそれなりに当たりがコンスタントに出続ける。一方で、大企業でもばんばんレイオフするので、大企業で

    リスクをとる
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/09/26
    日本では大企業がローリスク・ハイリターンでベンチャーがハイリスク・ローリターン。それでリスクを取る奴がいれば頭がおかしいという指摘。ぶっちゃけ、他人に対して不寛容だからそうなると思う。
  • マルチリンガルSNSのXIHAはインターネットの国の壁を越えられるか

    インターネットさえあれば世界中に簡単にリーチできる、と言われるが、世の中はそんなに甘くない。 ソーシャルネットワークを見れば明らかだが、なぜか特定の国や地域に片寄って人気がでる。Boboはイギリス、Orkutがブラジル、というのは有名だが、SNSのはしりとして一世を風靡した後、結局アメリカでは尻つぼみになってしまったFriendsterもその後なぜかフィリピンを中心とした東南アジアで大人気に。どれもアメリカ発の事業なのに、なぜかそういうことになってしまったのでした。 そしてこれは、広告モデルの事業では非常に頭の痛い事態でもある。 シリコンバレーの会社のサイトに、フィリピンからのページビューが何十億とあったとする。どうやって広告を取ってくるのか。マニラに支店を作るのか。Friendsterは、フィリピンに加えて、シンガポールとインドネシアとマレーシアでも人気なのだが、他の3つの国向けの広告は

    マルチリンガルSNSのXIHAはインターネットの国の壁を越えられるか
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/09/26
    SNSの人気が国ごとに偏る事例。なぜか東南アジアで人気になり広告とるのも大変とか。と、解決を目指すフィンランド本社の多言語SNS紹介。
  • Google News、ユナイテッド航空の株価を76%下落させる

    一昨日、ユナイテッドが倒産したという6年前のニュースがまるで今のことのように流れ、そのせいでユナイテッドの株価が76%下落するという事件がありましたが、これがなんとGoogle Newsのせいであった、という話が浮上。 こちらに詳しく経緯が書いてありますが、要は昔のニュースをGoogleのボットが拾ってきてGoogle Newsに現在の日付で表示したのがトラブルの発端だった、と。2002年のニュース元のフロリダの新聞The Sun Sentinelを所有するChicago Tribune社は 「以前から『昔のニュースをGoogle Newsのボットが拾ってしまう』という問題はわかっており、アーカイブ(も含め新聞のサイト全体)をクロールしないでくれとGoogleに要請していた。」 いわく、 1.9月7日の朝1時に、The Sun Sentinelのサイトで2002年のユナイテッド航空倒産のニ

    Google News、ユナイテッド航空の株価を76%下落させる
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/09/15
    Google検索クローラーが6年前の記事を拾ったことによるUAL株暴落に関して。
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