今週、投資先が大手企業に買収されることが決まりました。 プレスリリースも行われ、後はクロージングを待つだけです(↓)。 http://finance.yahoo.com/news/Ev3-agrees-to-buy-Chestnut-apf-15422828.html?.v=3 初めて、この製品を見た3年半前、その斬新さに、衝撃を受け、また、経営陣の質の高さに成功を確信しました。そして、今では、この会社にもっとも多くの金額を投資している投資家となりましたが、最初の確信がまさに現実となり、投資家としても感無量です。 既に、同社の製品は、既存の治療法では治療できない300人ほどの患者を救ってきましたが、この買収により、大手が販売を加速することから、今後、数万、数十万の患者を救うことになるはずです。 CEOはじめ3人の創業者は全て大金持ちに。みんな一生ではとても使い切れないほどの大金を手にするこ
■ 連載開始のあいさつにかえて 2005年12月から2007年1月にかけて、Web 2.0とはなにかという問いに答えるためのフィールドワークとして、述べ57名のインタビューを敢行してきました。最終回に記しましたように、今回より、Webにとどまらず、IT全体におけるユニークな人物、ユニークなアイデア、ユニークなビジネスを紹介していきたいと思います。 第一回目のゲストは、個人的にも現在最も関わりの深い人物(理由は後述)であり、外国人でありながら日本に根ざしたベンチャー支援事業を興した、株式会社サンブリッジ創業者兼現会長のアレン・マイナー氏です。初回だけあって、かなり長文になっていますが、どうぞ最後までお読みください。 アレン・マイナー(Allen Miner) 株式会社サンブリッジ 代表取締役会長兼グループCEO 1961年ユタ州生まれ、アメリカ人。 1986年、ブリガムヤング大学卒業。 同年
うにゃうにゃしてるとどんどん時間が経ってしまいそうなので、JTPA シリコンバレーカンファレンス 2009 関連でシリコンバレーに行って来た感想をまとめるよ。 自分の環境と変らんなと思ったところ 働き方 出勤時間が自由 出社も自由 けっこう気軽に転職 ツールは何つかってもいい アウトプットで評価 プロダクトを出す流れ エンジニアドリブンで開発 チームワークだいじ 日本と違うなと思ったところ お金の回り方 ベンチャーキャピタル (VC) がガッツリしてる リターンがかなり早く求められる 金額がでかい サービス規模 市場規模でけえなぁ 会社のあり方 CFO などバックエンドは外注 レイオフが可能 環境 情報が入ってくるのが速い 道路が広くていいな やっぱメシウマは日本だね 知ったこと ここが一番勉強になったのだけど、シリコンバレーにはシリコンバレーのルールがあるということが分かりました。ぜんぜ
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange)で株価のモニターを見るトレーダー(2008年12月1日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Getty Images/Mario Tama 【12月20日 AFP】新興企業とベンチャーキャピタルの両方にとって2009年は試練の年になりそうだが、2010年には荒れ果てたマーケットから不死鳥のごとくスーパースターが登場するかもしれない――全米ベンチャーキャピタル協会(National Venture Capital Association、NVCA)は17日、毎年行っている調査の結果を発表し、このような見通しを明らかにした。 今年の調査は全米400のベンチャーキャピタルを対象に11月24日から12月12日にかけて行われた。回答者の多くが2009年はベンチャービジネスの起業家や投資家にチャールズ・ダーウィン(Char
「ベンチャー企業に出資すると,その出資金が寄付とみなされる」――。 これは別に冗談ではなく,本当の話です。エンジニアの方には,ちょっと縁遠いかもしれませんが,税金のお話です。 「出資金が寄付扱い」とは,どういうことか。 実は,2008年度に税金に関する法律が改正されました。未公開のベンチャー企業へ出資した場合,その出資金が税金の計算上,公益法人などへの寄付と同じ「寄付金」として扱われることになったのです。 寄付金扱いされると何がいいかというと,所得税が安くなるメリットがあります。例えば,あるベンチャー企業に1000万円の出資をしたとすると,所得税の税率が40%の人であれば,単純計算で所得税の支払いを約400万円も減らせるのです注1)。 注1)所得税の税率は累進課税ですので,減り幅は所得の大きさによって変わってきます。実際の所得税額は各種の控除にも依存しますが,大まかにはこのくらいのインパク
ICCパートナーズ 小林雅のBlog 小林雅(Masashi Kobayashi)のBlogです。Industry Co-Creation - ICCの活動紹介など定期的に書いております。ICCは産業を共に創る経営者・経営幹部のためのカンファレンス「Industry Co-Creation(ICC)カンファレンス」です。よろしくお願いいたします。 いろいろな理由で掲載をやめたグリーのIPOの事例に少し書いているのですが、ビジネスプランとかみて投資するのは意味がない というところ と ベンチャー投資の視点をまとめてみます。 ベンチャー経営の本や投資の本には必ず、ビジネスプラン、ビジネスプラン・・・ という重要性を書いてあります。 私自身はビジネスプランの重要性を否定するわけではなく、結局のところの重要性というのは産業によって異なるということだと考えています。 例えば、飲食業の場合、出店戦略を
本連載の第1回は,シリコンバレーに本拠を置くベンチャー・キャピタル(VC)によるトレンド解説である。VCの目から見たインターネットのトレンドは3つの軸がある。すなわち「ソーシャル・ネットワークのプラットフォーム化」,「消費者発トラフィックの爆発的な増加」,そして「世界規模で進行するモバイル革命」だ。 世界がサブプライムを発端とする金融不振や,原油高を背景にしたインフレと景気の減速に向かう中,シリコンバレーにおけるベンチャー企業を取り巻く環境も大きく変わりつつある。現象面だけをとらえて,ベンチャー・キャピタルの投資基準が上がったとか,上場市場が実質的に活動を停止しているという悲観的な見方があるのも事実である(図1)。
グリーの目論見書 にいろいろと情報が公開されたので、当時のことを思い出してグリーへの投資の実際をまとめたいと思います。 当時、Apax Globis Japan Fund, L.P. の運用を担当していた若手?パートナーだった私はグリーという会社に出会った。 2004年11月 のある日。それは会社設立の前の段階だ。そして12月に会社設立された。 ファイナンスに関して相談があったのは2005年2月のことだった。 具体的には話が進んだの4月くらいだったかと記憶しています。5月GW後に投資委員会があった。この様子は実はNHKのクローズアップ現代に特集された。IT第三世代の特集だ。私も5分くらいテレビに出ている。 そのときグリーの田中さんとのミーティングの様子や投資委員会後(国際電話会議なので夜中)に電話するシーンとかである。 懐かしい。 会員数の推移を見ていただくとわかるが、投資実行した20
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